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J-GLOBAL ID:201602212919652556   整理番号:15A1319150

ミトコンドリアアポトーシス経路を阻害することによる脊髄損傷のラットモデルにおけるリラグルチドの神経保護効果【Powered by NICT】

Neuroprotective effects of Liraglutide in rat model of spinal cord injury via inhibiting mitochondrial apoptotic pathway
著者 (7件):
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巻: 31  号:ページ: 439-444  発行年: 2015年 
JST資料番号: C2160A  ISSN: 1000-7547  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】は,脊髄損傷(SCI)のラットモデルにおけるミトコンドリアの酸化的損傷,CytC,カスパーゼ-3とアポトーシスに及ぼすリラグルチドの影響を検討した。【方法】三十六匹の成体SDラットを無作為に3群(n = 12)に分けた:偽手術群(シャム群),脊髄損傷群(SCI群,腹腔内50μg/kg生理食塩水注入を受けた)とリラグルチド群(腹腔内50μg/kgリラグルチド注射を受けた)。脊髄損傷モデルはAllen法を用いて確立した。シャム群は椎弓切除術だけを投与し;他は椎弓切除術と脊椎外傷を受けた。ラットは,SCI後24日目に屠殺した。マロンジアルデヒド(MDA)とグルタチオン(GSH)の含有量を検出し,細胞質におけるCytC,カスパーゼ-3蛋白質の発現はウェスタンブロット分析により検出した。ミトコンドリア膜電位はJC-1を用いて測定した。アポトーシスはTUNEL染色により評価した。【結果】ラットの脊髄では,GSHレベルは有意に上昇し,MDAレベルは有意にSCI群(P <0. 01)と比較して,リラグルチド群で低下した。一方,ミトコンドリア膜電位は,SCI群(P <0. 01)と比較して有意に増加した。ウエスタンブロット結果は,リラグルチド群でCytC,カスパーゼ-3の発現は,SCI群(P <0.01)のそれより低いことを示した。最後に,TUNEL染色結果は,リラグルチド群におけるアポトーシスは,SCI群(P <0.01)と比較して有意に減少したことを示した。【結論】リラグルチドは酸化ストレスを低減し,ミトコンドリア膜電位を維持し,アポトーシス分子のCytCの放出と活性化を減弱すると脊髄におけるアポトーシス阻害を介してSCIのラットモデルにおいて神経保護効果を示した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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神経の基礎医学 
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