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J-GLOBAL ID:201602213027876731   整理番号:16A0185200

通常のジフテリア-破傷風トキソイドワクチンの前免疫と組み合わせたペプチドワクチンは,カニクイザルとモルモットにおいて,アミロイドβ結合性の抗体を誘導した

The Peptide Vaccine Combined with Prior Immunization of a Conventional Diphtheria-Tetanus Toxoid Vaccine Induced Amyloid β Binding Antibodies on Cynomolgus Monkeys and Guinea Pigs
著者 (10件):
資料名:
巻: 2015  ページ: 786501 (WEB ONLY)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U7019A  ISSN: 2314-8861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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脳のアミロイドβ(Aβ)ペプチドを抗Aβ抗体によって減少させることは,アルツハイマー病の有望な治療法の一つである。我々は以前,ジフテリア-破傷風結合トキソイド(DT)のT細胞エピトープを含むAβペプチドワクチンが,抗Aβ抗体を誘導し,通常のDTワクチンによる前免疫が,そのペプチドの免疫原性を高めることを報告した。カニクイザルに,DTワクチンの前免疫と組み合わせて,ペプチドワクチンを皮下投与した。モルモットでも同様な処置を行った。このペプチドワクチンは,化学アジュバントなしでカニクイザルとモルモットに抗Aβ抗体を誘導し,過剰な免疫応答は見られなかった。これらの抗体は,Aβ40とAβ42をAβ原線維よりも優先的に認識した。血清抗Aβ抗体と血漿Aβペプチドのレベルは,どちらの動物でも増加し,モルモット脳のAβ40レベルは低下した。このペプチドワクチンは,カニクイザルとモルモットで同様な結合特性の抗Aβ抗体を誘導した。ペプチドワクチン接種は,生成した抗体によるAβペプチドの除去を介して,脳のAβペプチドとそれらの毒性を低減することが期待できる。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経系疾患の薬物療法  ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  抗原・抗体・補体一般 

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