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J-GLOBAL ID：201602213110521112   整理番号：16A0154885

アルカリ性ホスファターゼの比色分析検出に基づくプラズモンELISAのための金ナノロッドのヨウ素媒介性エッチング

Iodine-Mediated Etching of Gold Nanorods for Plasmonic ELISA Based on Colorimetric Detection of Alkaline Phosphatase

著者 (7件)： ZHANG Zhiyang (Yantai Inst. of Coastal Zone Res. (YIC), Chinese Acad. of Sci. (CAS), Yantai Shandong, CHN) ,  ZHANG Zhiyang (Univ. Chinese Acad. of Sci., Beijing, CHN) ,  CHEN Zhaopeng (Yantai Inst. of Coastal Zone Res. (YIC), Chinese Acad. of Sci. (CAS), Yantai Shandong, CHN) ,  WANG Shasha (Yantai Inst. of Coastal Zone Res. (YIC), Chinese Acad. of Sci. (CAS), Yantai Shandong, CHN) ,  WANG Shasha (Univ. Chinese Acad. of Sci., Beijing, CHN) ,  CHENG Fangbin (Yantai Univ., Yantai, CHN) ,  CHEN Lingxin (Yantai Inst. of Coastal Zone Res. (YIC), Chinese Acad. of Sci. (CAS), Yantai Shandong, CHN)
資料名： ACS Applied Materials & Interfaces  (ACS Applied Materials & Interfaces)
巻： 7  号： 50  ページ： 27639-27645  発行年： 2015年12月23日 
JST資料番号： W2329A  ISSN： 1944-8244  CODEN： AAMICK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 金ナノロッド(AuNR)のヨウ素媒介性エッチングを利用したプラズモン酵素結合免疫吸着測定法(ELISA)を開発した。本方法では,アルカリ性ホスファターゼ(ALP)が,アスコルビン酸二リン酸をアスコルビン酸に加水分解することを利用して,ヨウ素酸をヨウ素に還元し,これがAuNRを球体へとエッチングすることを利用する。これによりAuNRは縦方向局在表面プラズモン共鳴の青方偏移を示し,その溶液は赤から青への色の変化を示すようになる。この原理に基づくプラズモンELISAは,ヒト免疫グロブリンG(IgG)に関して100pg/mLという非常に低い検出限界を示した。また,視覚的検出における検出限界も3.0ng/mLと非常に低かった。本方法を用いることで,ウシ胎仔血清に混ぜた微量のヒトIgGも検出できた。本方法は超高感度の蛋白質検出法として有用である。

シソーラス用語： *アルカリ性ホスファターゼ ,  *比色分析 ,  *プラズマ共鳴 ,  *ELISA ,  ナノロッド ,  金 ,  ヨウ素 ,  青方偏移 ,  *免疫グロブリンG ,  ヒト ,  高感度 ,  血清中濃度
準シソーラス用語： *表面プラズモン共鳴 ,  金ナノロッド ,  *蛋白質検出

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  バイオアッセイ  (EA03060N)

タイトルに関連する用語 (7件)： アルカリ性ホスファターゼ ,  比色分析 ,  プラズモン ,  ELISA ,  金ナノロッド ,  ヨウ素 ,  エッチング