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J-GLOBAL ID：201602213130499067   整理番号：15A1291976

マイクロRNA110との発現大腸癌の予後【Powered by NICT】

Expression of microRNA-100 and its relation with prognosis of colorectal cancer

著者 (5件)： Zhang Shanxin (Dep. of Gastroenterology,Shandong Provincial Qianfoshan Hospital,Shandong Univ., Jinan) ,  Yuan Wei ,  Tang Wanyan ,  Xu Changqing (Dep. of Gastroenterology,Shandong Provincial Qianfoshan Hospital,Shandong Univ., Jinan) ,  Ma Jie
資料名： Zhonghua Zhongliu Zazhi  (Zhonghua Zhongliu Zazhi)
巻： 37  号： 8  ページ： 603-608  発行年： 2015年 
JST資料番号： C2345A  ISSN： 0253-3766  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的:本研究の目的は,マイクロRNA(miR-100)の発現と結腸直腸癌(CRC)における予後との関係を調べることであった。方法:miR-100の発現は172人のCRC組織試料における定量的リアルタイムPCR(qRT-PCR)により分析した。CRCの臨床病理学的意義とmiR-100発現パターンの関係を解析した。miR-100発現の変化とCRC細胞増殖,アポトーシスおよび移動に及ぼすその結果の効果をin vitroで培養した細胞で示された。結果はCRC組織および腫瘍周囲組織におけるmiR-100の相対的発現は,それぞれ-6.185±1.921と-3.698±1.786であった二群間で有意差(P<0.01)であった。リンパ節転移(-5.706±1.809)とリンパ節転移(-6.775±1.902, P<0.01)ないCRCにおけるmiR-100の相対的発現間に有意差があった。異なるTNMステージの腫瘍におけるmiR-100の相対的発現はステージ4の段階Iで-7.267±1.888,III期段階II,,5-0.923±1.796で-6.443±1.859,及び-4.639±1.516であった,それらの間の大きな差(P<0.01)であった。異なる分化グレードはmiR-100の異なる発現,すなわち高分化型腫ようにおける-7.389±1.828,中分化型腫ようでは-6.095±1.843,及び未分化腫瘍(P<0.01)で-5.476±2.088を示した。CRC患者のmiR-100発現と全生存率の間に有意な相関はなかった(P=0.179)。CRC細胞株HCT-8におけるmiR-100の過剰発現は細胞増殖を阻害したが,細胞アポトーシスおよび移動を促進した。結論:miR-100の発現はリンパ節転移,TNMステージと分化度と相関し,CRCの開発を示す潜在的バイオマーカーである可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 細胞 ,  バイオマーカー ,  分化 ,  細胞増殖 ,  腫瘍 ,  アポトーシス ,  in vitro実験 ,  *予後 ,  リンパ節転移
準シソーラス用語： 過剰発現 ,  細胞株 ,  分化型 ,  有意差 ,  臨床病理学 ,  結腸直腸癌 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 呼吸器の腫よう  (GI04000G) ,  消化器の腫よう  (GH04000D) ,  臨床腫よう学一般  (GE03010Y) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

タイトルに関連する用語 (3件)： 発現 ,  大腸癌 ,  予後