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J-GLOBAL ID:201602213173790954   整理番号:16A0095940

エレクトロスプレイイオン化移動度質量分析を利用した脂肪酸のイオン移動度と衝突断面積特性化

Characterizing ion mobility and collision cross section of fatty acids using electrospray ion mobility mass spectrometry
著者 (5件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 906-913  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: D0604A  ISSN: 1076-5174  CODEN: JMSPFJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,エレクトロスプレイイオン移動度(IM)質量分析(MS)を利用し,脂肪酸(FA)のIMと衝突断面積(CCS)を調べた。18のFAイオンのIM分析では,脂肪族尾分子鎖の面から,飽和FA,モノ不飽和FA,マルチ不飽和FA,またcis異性体/trans異性体間の興味深い差を示した。イオン構造で存在する脂肪族尾分子鎖長がドリフト差別化に強い影響を持つ一方,二重結合数はより弱い影響を示した。また,cis異性体とtrans異性体間のわずかなドリフト差も認められた。CCS測定では,2つの内部標準が移動度のキャリブレーションと正確な推定に含まれた。これは,経験的CCS値が高い実験の精度(±0.35%かもっと良い)と正確さ(±0.25%かもっと良い)を持つことを保証した。更に,FAの質量分析と共にイオン移動度分光法により得られた質量の対電荷比(m/z)-移動度プロットを利用し,分子間の構造関係を調べた。同様な構造を共有するFAの各系列を線形プロットで調整した。最後に,ラット脂肪組織中FA定量へ開発手順を応用し,13のFAの存在の厳密な質量とCCS値による確認を可能にした。これらの研究では,IMの挙動と分子構造の直接関係を明らかにし,こうしてFA同定過程の更なる確証を提供した。Copyright 2016 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
油脂の性質  ,  質量分析  ,  分光分析  ,  分子の幾何学的構造一般 

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