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J-GLOBAL ID：201602213227582635   整理番号：16A0254242

ナノフルイドとその応用 膜厚変化を利用した粒子分散液塗布膜乾燥過程の解析

著者 (1件)： 菰田悦之 (神戸大 大学院工学研究科)
資料名： 化学工学  (Chemical Engineering of Japan)
巻： 80  号： 3  ページ： 175-178  発行年： 2016年03月05日 
JST資料番号： F0099A  ISSN： 0375-9253  CODEN： KKGKA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 粒子分散液の塗布乾燥プロセスにおいては,プロセス全体を通して粒子凝集構造の変化を理解することが求められる。そこで,本稿では粒子分散液中における粒子分散状態を評価するためのレオロジー評価法,そして塗布膜乾燥中の粒子充填過程を膜厚変化により評価する手法について概説する。そして,ナノフルイドとしてラテックス分散液および粘土分散液を実例として取り上げ,塗布時のせん断が分散液内部構造や粒子充填過程に及ぼす影響を調査した事例を紹介する。本稿では,粒子分散液のレオロジー解析,塗布膜乾燥過程の評価方法,ラテックス分散塗布膜の乾燥過程解析,ゲル化粘土分散液塗布膜の乾燥過程解析などについて解説した。

シソーラス用語： *膜厚 ,  変化 ,  固体粒子 ,  分散【dispersion】 ,  液体 ,  *塗膜 ,  *乾燥 ,  過程 ,  *プロセス解析 ,  微粒子 ,  レオロジー ,  評価 ,  ラテックス ,  ゲル化 ,  粘土
準シソーラス用語： 塗布膜 ,  プロセス評価

分類 (2件)： 塗料の性質  (YJ03020Q) ,  固体の乾燥  (XD03022F)

引用文献 (8件)：

• Komoda, Y. et al. : J. Chem. Eng. Jpn., 40 (10), 808-816(2007)
• Krieger, I. M. and T. J. Dougherty : Trans. Soc. Rheol., 3, 137-152 (1959)
• Komoda, Y. et al. : J. Chem. Eng. Jpn., 48 (1), 87-93 (2015)
• Yamamura, M. et al. : J. Chem. Eng. Jpn., 45 (6) , 441-443 (2012)
• 今駒博信ら:化学工学論文集,33,586-592(2007)

タイトルに関連する用語 (6件)： 応用 ,  膜厚変化 ,  粒子分散液 ,  塗布膜 ,  過程 ,  解析