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J-GLOBAL ID:201602213247128329   整理番号:16A0203056

槐耳クリームはPGC-1αの上方調節を介してミトコンドリア機能を回復することによりアドリアマイシンが誘導する腎症から保護する

Huaier Cream Protects against Adriamycin-Induced Nephropathy by Restoring Mitochondrial Function via PGC-1α Upregulation
著者 (8件):
資料名:
巻: 2015  ページ: 720383 (WEB ONLY)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U7010A  ISSN: 1687-4757  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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漢方薬である槐耳が有足細胞を保護する機構は不明である。筆者らはPGC-1αにより回復するミトコンドリア機能が,ADR腎症からの保護における槐耳クリームの主要な標的として働くかどうか調べるため本研究をデザインした。ADRの投与後,有足細胞は顕著な細胞損傷とミトコンドリア機能不全を示した。加えて,ADRはin vivoおよびin vitroの両方でPGC-1αも減じた。槐耳処理後,PGC-1αおよびその下流分子であるミトコンドリア転写因子A(TFAM)の著しい下方調節はほぼ完全に阻止された。対応して,槐耳は,ラット腎臓および培養細胞の両方において,ネフリンおよびポドシンの発現,mtDNAのコピー数,MMP,およびATP含量の減少を阻害し,ADRが誘導する有足細胞の損傷とミトコンドリア機能不全を顕著に寛解した。透過電子顕微鏡法は塊耳が,ADRが誘導する深刻なマイトファジーと超微細構造形態の異常な変化からミトコンドリアを保護することも示した。結論として,塊耳は恐らくPGC-1αの過剰発現を介してミトコンドリアの機能不全を反転させることによりADRが誘導する細胞毒性から有足細胞を保護しうる。
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分類 (2件):
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生薬の薬理の基礎研究  ,  泌尿器作用薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
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