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J-GLOBAL ID:201602213292697555   整理番号:16A0224608

Zr-40at.%Cu薄膜金属ガラスの結晶化と硬化:恒温焼鈍の影響

Crystallization and hardening of Zr-40at.% Cu thin film metallic glass: Effects of isothermal annealing
著者 (3件):
資料名:
巻: 86  ページ: 555-563  発行年: 2015年12月05日 
JST資料番号: A0495B  ISSN: 0264-1275  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Zr-40at.%Cu薄膜金属ガラス(TFMG)の構造緩和,結晶化及び機械的挙動に及ぼす恒温焼鈍の影響について報告する。過冷液体領域(ΔT)とガラス転移温度(Tg)以下との2種類の焼鈍温度を選択した。焼鈍によって自由体積が減少し,ナノ結晶が母地に生成した。この結果,ナノ結晶CuZr2金属間化合物相が,焼鈍温度と保持時間との関連でガラス質母地に析出することが明らかになった。Tg以下での焼鈍では,構造緩和によって機械的性質のわずかな改善が生じる。例えば,硬さとヤング率のばらつきが,製造のままの状態と比較してそれぞれ約2.5%,9.0%改善する。より高い温度では,350°Cと380°Cでの60分間の熱処理によって,硬さがそれぞれ,約5.5%と25.0%高くなる。弾性率は,時間に依存して増大する。すなわち,350°Cで1時間の焼鈍によって製造のままの状態の約100GPaから約105GPaに増大し,380°Cでは約125GPaに増大する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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熱処理技術  ,  機械的性質 

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