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J-GLOBAL ID：201602213304418843   整理番号：16A0200121

機械加工におけるヒューマンエラー発生頻度の推定方法

A Method for Estimating Human Error Occurrence Rate in Machining

著者 (5件)： 清水悠貴 (中央大 大学院理工学研究科) ,  清水悠貴 (LIXIL) ,  高村純享 (小松製作所) ,  千田悟郎 (小松製作所) ,  中條武志 (中央大 理工)
資料名： 品質  (Quality - JSQC)
巻： 46  号： 1  ページ： 103-113  発行年： 2016年01月15日 
JST資料番号： S0060B  ISSN： 0386-8230  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： FMEA(故障モード影響解析)では,作業方法に基づいたヒューマンエラー発生頻度の推定が必要になる。ここでは,製造業における機械加工工程を取り上げ,そこでの広範な作業に関するヒューマンエラー発生頻度の定量的な推定を試みた。その結果,1)少数のエラー発生要因を用いて,エラー発生頻度を精度良く推定できること,2)推定式はエラーの種類ごとに異なること,3)エラーの種類によっては,作業の種類による層別が必要なことが判った。また,新たな要素作業,エラーの種類,エラー発生要因の追加が必要になった場合においても,本稿で述べたエラー発生頻度の基本的推定方法に基づいて有効な推定式を得ることができる。

シソーラス用語： *FMEA ,  機械工作 ,  *ヒューマンエラー ,  頻度 ,  *統計的推定 ,  因子 ,  層別 ,  作業分析
準シソーラス用語： エラー誘発要因 ,  機械加工 ,  故障モード影響解析 ,  層別化 ,  発生頻度 ,  発生要因

分類 (2件)： 生産工程  (QA01097H) ,  作業研究  (KB03040A)

引用文献 (10件)：

• 小松原明哲 (2008): 「ヒューマンエラー(第2版)」, 丸善.
• 新郷重夫 (1985): 「源流検査とポカヨケ・システム」, 日本能率協会.
• 中條武志 (2010): 「人に起因するトラブル・事故の未然防止とRCA」, 日本規格協会.
• 塩見弘・島岡淳・石山敬幸 (1983): 「FMEA,FTAの活用」, 日科技連出版社.
• 中條武志・久米均 (1985): "作業のフールプルーフ化に関する研究-製造における予測的フールプルーフ化の方法-", 「品質」, 15, [1], 41-50.

タイトルに関連する用語 (4件)： 機械加工 ,  ヒューマンエラー ,  発生頻度 ,  推定