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J-GLOBAL ID:201602213310499908   整理番号:16A0558720

Myrothecium roridum由来の2つのトリコテセンマイコトキシンはカスパーゼ活性化およびミトコンドリア膜電位の破壊によるHepG-2細胞のアポトーシスを誘導する

Two Trichothecene Mycotoxins from Myrothecium roridum Induce Apoptosis of HepG-2 Cells via Caspase Activation and Disruption of Mitochondrial Membrane Potential
著者 (8件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2016年06月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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トリコテセンマイコトキシンは,様々な種類の植物病原性真菌によって産生されるセスキテルペノイドの一種である。この研究では,2つのトリコテセン毒素,すなわち新規な細胞傷害性エピロリジン酸および既知のトリコテセンや,ミトキシンBを,薬草Pogostemon cablinに由来するエンドファイト菌Myrothecium roridumから単離した。2種のトリコテセン菌は,細胞形態検査や,DNA断片化検出,およびフローサイトメトリーアッセイによってHepG-2細胞のアポトーシスを誘導することが確認された。2種のマイコトキシンの細胞毒性機構を,定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応や,ウェスタンブロット,およびミトコンドリア膜電位の検出によって調べた。結果は,2つのトリコテセンマイコトキシンが,カスパーゼ-9およびカスパーゼ-3の活性化,bax遺伝子発現の上方制御や,bcl-2遺伝子発現の下方制御,およびHepG-2細胞のミトコンドリア膜電位の破壊を介して癌細胞HepG-2のアポトーシスを誘導したことを示した。この研究は,M.roridum由来のトリコテセンマイコトキシンの細胞毒性機序について初めて報告した。この研究は,肝臓癌の将来の治療における弱毒化トリコテセン毒素の開発のための新しい手がかりを提供する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
モノテルペン,セスキテルペン  ,  生物学的機能 

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