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J-GLOBAL ID：201602213324357700   整理番号：16A0191709

Mg-Al-O包有物によって誘起される粒内針状フェライト核形成機構

The Mechanism of Intragranular Acicular Ferrite Nucleation Induced by Mg-Al-O Inclusions

著者 (7件)： HUI Kong (Anhui Univ. Technol., Anhui, CHN) ,  YAHUI Zhou (Anhui Univ. Technol., Anhui, CHN) ,  HAO Lin (Anhui Univ. Technol., Anhui, CHN) ,  YUNJIN Xia (Anhui Univ. Technol., Anhui, CHN) ,  JIE Li (Anhui Univ. Technol., Anhui, CHN) ,  QIANG Yue (Anhui Univ. Technol., Anhui, CHN) ,  ZHENGYU Cai (Anhui Univ. Technol., Anhui, CHN)
資料名： Advances in Materials Science and Engineering (Web)  (Advances in Materials Science and Engineering (Web))
巻： 2015  ページ： 378678 (WEB ONLY)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U7020A  ISSN： 1687-8434  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Mg-Al-O包有物の性質とこれを含有するカーボン構造スチールの微細構造を走査電子顕微鏡(SEM)とエネルギー分散分光計(EDS)によって研究した。Mg-Al-O包有物にはMn,SiとSの元素が共存し,Mg/Agの主要モル比は広範囲に変化することが分かった。ほとんどのインクルージョンに対するこのモル比は0.5より大きく,MgAl₂O₄とMgOとの間の固溶体形成を示唆していた。エッチング後に,Mg-Al-O包有物によって誘起される核形成効果に起因する粒内針状フェライトを観測した。SEM-EDSマッピング画像から,核形成包有物周辺にS元素が蓄積していることが分かった。更に,ラインEDS分析から,複合インクルージョンと隣接してMn欠乏ゾーン(MDZ)がスチール母体に存在することが暗示された。理論解析と組み合わせて,この現象をMgAl₂O₄でのマグネシウム空格子点によりMn吸収によって説明できた。また,MDZは粒内針状フェライの核形成を促進していた。微細構造に対するSEM画像の統計分析により,核形成効果を誘起する確率的性質を明らかにした。これらの結果は酸化物金属学の性質を解明するのに役立つだろう。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 微細構造 ,  *核形成 ,  固溶体 ,  *フェライト ,  包有物 ,  酸化物 ,  マグネシウム化合物 ,  アルミニウム化合物 ,  炭素鋼 ,  *フェライト鋼 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  電子顕微鏡観察
準シソーラス用語： *針状フェライト ,  走査電子顕微鏡法

分類 (1件)： 酸化物の結晶成長  (BK13050I)

タイトルに関連する用語 (6件)： Mg ,  Al ,  包有物 ,  誘起 ,  針状フェライト ,  核形成