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J-GLOBAL ID:201602213373393666   整理番号:16A0346266

インド洋および南極海における浮遊粒子状物質の化学組成に関する研究

Studies on the chemical composition of suspended particulate matter in the Indian and the Antarctic Ocean
著者 (2件):
資料名:
号: 28  ページ: 1-11  発行年: 2016年02月28日 
JST資料番号: L0250A  ISSN: 0916-2054  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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インド洋と南極海にて採取した懸濁粒子物質(SPM)の化学組成を分析し,化学組成と粒径分布より粒子の起源を明らかにした。SPMを孔径0.4μmのヌクレオポアフィルター上にろ過操作により回収した。SPMを走査型電子顕微鏡(SEM)にて形態観察を行い,エネルギー分散型X線分析装置により主要元素組成を分析した。インド洋の3地点にて採取したSPMはAlとSiに富み,陸起源物質であると推定される。インド洋から南極海にかけての定点ではCaに富むSPMが存在し,生物(円石藻のような炭酸カルシウム殻をもつ生物)起源物質であることが示唆された。南極海にて採取されたSPMはSiに富み,珪藻類の植物プランクトン起源物質であることが示された。全地点の表層においてFeに富むSPMが見られ,大気または河川起源の粘土鉱物粒子によるものであろう。生物起源粒子は高次動物による捕食,排泄の結果,生物起源粒子の粒径は下層にて小さくなる傾向を示した。
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分類 (2件):
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水圏・生物圏の地球化学  ,  無機物質中の元素の物理分析 
タイトルに関連する用語 (5件):
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