文献

J-GLOBAL ID：201602213482650357   整理番号：16A1244218

ケロイドの線維芽細胞のアポトーシスに及ぼす非依存性キナーゼの影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of facol adhesion kinase related non kinase on apoptosis of keloid fibroblasts

著者 (8件)： Wang Chaoyang (Department of Plastic Surgery, the Second Affiliated Hospital of Fujian Medical University) ,  Wu Wenyi (Department of Plastic Surgery, the Second Affiliated Hospital of Fujian Medical University) ,  Zhu Shize (Department of Plastic Surgery, the Second Affiliated Hospital of Fujian Medical University) ,  Yang Weiqun (Scientific Research Office, Quanzhou Medical College) ,  Cai Yumei (Scientific Research Office, Quanzhou Medical College) ,  Pan Mingmeng (Department of Plastic Surgery, the Second Affiliated Hospital of Fujian Medical University) ,  Zhou Xianying (Department of Plastic Surgery, the Second Affiliated Hospital of Fujian Medical University) ,  Lin Xingong (Department of Plastic Surgery, the Second Affiliated Hospital of Fujian Medical University)
資料名： Zhonghua Shiyan Waike Zazhi  (Zhonghua Shiyan Waike Zazhi)
巻： 33  号： 7  ページ： 1754-1757  発行年： 2016年 
JST資料番号： C2337A  ISSN： 1001-9030  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【方法】ケロイドと正常皮膚の線維芽細胞をIN VITROで培養し,ウェスタンブロット法と逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)を用いて,正常皮膚とケロイドにおけるFRNK蛋白質とMRNA発現を検出した。リポソーム遺伝子を含むプラスミドを,リポフェクタミンによってケロイド線維芽細胞に形質移入した。ウエスタンブロットにより,FRNK,FAK,リン酸化FAK(P-FAK),ERK1/ERK2,リン酸化1(P-1)およびリン酸化ERK2(P-ERK2)の蛋白質発現を検出した。FAK,ERK,COL1A1およびCOL3A1のMRNA発現をRT-PCRによって検出した。各群のアポトーシスを,フローサイトメトリーによって検出した。【結果】ケロイド線維芽細胞におけるFRNK蛋白質の発現は,正常皮膚(0.14±0.08対0.33±0.06)のそれより有意に低かった(P<0.05)。ケロイドの線維芽細胞におけるFRNK MRNA発現は正常皮膚(0.30±0.04対1.04±0.06)より有意に低く,有意差があった(P<0.05)。ケロイドの線維芽細胞は,トランスフェクション48時間後に最も高い発現を示し,72時間後に減少した。空群と比較して,FAK群のFAK,ERK蛋白質,およびMRNAレベルは有意に減少し,P-FAKとPは減少した。また,RKの発現レベルも減少した(P<0.05)。【結果】対照群と比較して,トランスフェクション群におけるCOL1A1およびCOL3A1MRNAの発現は減少した(0.23±0.10対0.85±0.24,0.60±0.02対1.06±0.10,P<0.01)。対照群と対照群の間に有意差はなかった(P>0.05)。トランスフェクション群のアポトーシス率は,対照群より有意に高かった[(36.63±4.89)%対(14.70±4.89)%,P<0.05]。しかし,対照群と治療群の間に有意差はなかった(P>0.05)。結論:(1)ケロイド組織におけるFRNK蛋白質の低発現は,線維芽細胞のアポトーシスを減少させる。(2)【結語】FRNKは,FAKのリン酸化を阻害し,FAK活性を下方制御することによって,FAK-ERKシグナル伝達経路を阻害することによって,アポトーシスを促進する可能性がある。(3)ケロイドにおけるFRNKは線維芽細胞のアポトーシスを促進し,コラーゲンの産生を低下させる可能性がある。FRNKの発現を調節することにより、瘢痕組織中の線維芽細胞のアポトーシスを促進し、コラーゲンの生成が低下し、瘢痕の治療に新たな標的を提供することが期待される。Data from the ScienceChina, LCAS.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *線維芽細胞 ,  リン酸化 ,  RT-PCR法 ,  コラーゲン ,  フローサイトメトリー ,  プラスミド ,  *アポトーシス ,  瘢痕 ,  ダウンレギュレーション ,  リポソーム ,  *ケロイド ,  ERK【酵素】 ,  トランスフェクション ,  ウェスタンブロット法
準シソーラス用語： 蛋白質発現 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Facol adhesion kinase - ralated nonkinase ,  Keloid ,  Facol adhesion kinase ,  Extracellular signal - regulated kinase ,  Collagen

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (5件)： ケロイド ,  線維芽細胞 ,  アポトーシス ,  非依存性 ,  キナーゼ