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J-GLOBAL ID:201602213508908696   整理番号:16A0315417

藻場・干潟再生による沿岸域および地球環境の保全 殺藻細菌が豊富に生息するアマモによる有害赤潮の発生予防

著者 (5件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 295-300  発行年: 2016年04月01日 
JST資料番号: G0195A  ISSN: 0513-5907  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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沿岸海域で発生する赤潮の末期には殺藻細菌が増加し,赤潮の消滅に重要な役割を演じている。赤潮の防除において,環境にやさしい生物的防除の方策として殺藻細菌が期待されている。沿岸域の藻場においてアオサやホンダワラ,マクサなどに膨大な数の殺藻細菌が付着生息していることが見出され,さらにアマモの葉体表面のバイオフィルム中に赤潮プランクトンに対する殺藻細菌が1g当たり107細胞のオーダーの値で生息するという新たな事実が発見された。アマモの葉体には,さまざまな種類の赤潮プランクトンだけでなく,貝毒原因プランクトンに対する増殖阻害細菌も見出されている。瀬戸内海では,赤潮の増加の時代には富栄養化による赤潮の促進だけでなく,埋立によるアマモ場の消失に起因する赤潮抑制要因の喪失が進行したと考えられる。里海構想の一環でアマモ場を創成,再生することは,有害赤潮の発生予防に貢献すると期待される。(著者抄録)
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分類 (7件):
分類
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異種生物間相互作用  ,  微生物に対する影響  ,  海洋汚濁  ,  動植物被害  ,  生態系  ,  水産業一般  ,  増養殖の技術 
引用文献 (14件):
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