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J-GLOBAL ID：201602213516789312   整理番号：16A0630947

OTNにおける3重連接FECの電力スケーリングに関する検討-グリーントランスポートSDNに向けて-

A Study on Power-scaling of Triple-concatenated FEC for Optical Transport Network-Toward Green Transport SDN-

著者 (5件)： 久保和夫 (三菱電機 情報技総研) ,  石井健二 (三菱電機 情報技総研) ,  亀谷聡一朗 (三菱電機 情報技総研) ,  吉田英夫 (三菱電機 情報技総研) ,  杉原隆嗣 (三菱電機 情報技総研)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 112(OCS2016 9-19)  ページ： 37-42  発行年： 2016年06月16日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 100Gbpsのデジタルコヒーレント伝送システムが普及しており,我々は長距離伝送のためのキー技術である軟判定誤り訂正符号の研究開発を進めてきた。また,通信トラヒックの増大は継続しており,伝送速度1Tbit/s等のBeyond100G光トランスポートネットワーク(OTN)実現に向けて,複数のサブキャリアから構成されるマルチキャリア伝送システムの研究が進められている。本稿では,伝送システムの低消費電力化を目的として,FECの符号化利得と消費電力とを最適制御する電力スケーリングの検討結果を報告する。評価の結果,3重連接FECでは,LDPCデコーダとHD-FECデコーダの繰返し復号回数を制御することにより,ネット符号化利得の可変範囲6dB対して,消費電力比2%~100%の範囲で電力スケーリングが可能となる。さらに,JPNモデルを用いたメトロ網およびコア網に対して,マルチキャリア伝送おけるネットワーク収容効率のシミュレーションを行い,メトロ網では69%,コア網では49%の電力削減が可能となることを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *輸送網 ,  *誤り訂正 ,  *スケーリング【計数】 ,  *ネットワーク ,  送信 ,  誤り訂正符号 ,  軟判定復号法 ,  容量 ,  伝送速度 ,  信号伝送 ,  符号化利得 ,  パリティ検査 ,  シミュレーション
準シソーラス用語： *FEC ,  LDPC ,  *SDN ,  コヒーレント伝送 ,  *トランスポートネットワーク ,  マルチキャリア伝送 ,  通信トラフィック量 ,  *電圧スケーリング ,  軟判定復号

分類 (4件)： 通信網  (ND07030A) ,  光通信方式・機器  (ND10000B) ,  エネルギー消費・省エネルギー  (LD01000B) ,  計算機シミュレーション  (JE11000H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 3重 ,  FEC ,  スケーリング ,  グリーン ,  SDN