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J-GLOBAL ID:201602213527830371   整理番号:16A1395888

阿武隈川支流の堤外地表層における137Cs濃度の経時的変化

著者 (8件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 171-179(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U0148A  ISSN: 1881-3690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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2012年から2014年にかけて, 福島県を流れる阿武隈川の2次支流である石田川 (根古屋) と, 1次支流である広瀬川 (界) の堤外地において, 表層底質の137Cs蓄積状況の変化を調査した。調査では, 同一地点の137Cs蓄積量の変化と河床の微地形変化を調べるため, 動的干渉測位 (RTK) GPSを用いた。福島第一原子力発電所の事故以降2014年の調査までに, 根古屋では完全に11回, 界では部分的に3回程度高水敷は冠水し, それを受け, 堤外地表層の137Cs蓄積量は上流域よりも大きく低下した。つまり, 137Cs蓄積量は, 根古屋では2012年から2014年に72±21%, 界では2013年から2014年に59±34%低下した。しかし, 根古屋は堆積地であり, 濃度は表層下30cmにかけて増加したことから, 出水時に河川に流出した137Cs濃度の低い土砂が, 高濃度の137Csを下層に埋没させたと考えられた。(著者抄録)
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分類 (4件):
分類
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河川汚濁  ,  その他の汚染原因物質  ,  原子炉安全一般  ,  環境の汚染及び防止 
引用文献 (34件):
  • 1) 浅見輝男, 2011. 土壌と農作物の放射性核種汚染. アグリ技術センター, 東京.
  • 2) 農林水産省, 2015. 農地土壌の放射性物質濃度分布図の作成について. URL. http://www.s.affrc.go.jp/docs/map/index.htm (2016年1月時点) .
  • 3) 環境省, 2014. 東日本大震災の被災地における放射性物質関連の環境モニタリング調査:公共用水域. URL. http://www. env.go.jp/jishin/monitoring/results_r-pw.html (2015年1月時点) .
  • 4) 林野庁, 2012. 福島県の森林における土壌等に含まれる放射性セシウムの濃度の測定結果について. URL. http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/hozen/120301.html (2013年8月時点) .
  • 5) 原子力規制委員会, 2015. 放射線モニタリング情報. URL. http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/ (2015年1月時点) .
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