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J-GLOBAL ID：201602213636406008   整理番号：16A0259848

頭付きスタッドのせん断力とずれ変位およびスタッド軸方向挙動との関係に及ぼす試験方法の影響

EFFECT OF TEST METHOD ON LOAD-SLIP RELATIONSHIPS AND AXIAL BEHAVIORS OF HEADED STUD CONNECTOR

著者 (1件)： 島弘 (高知工科大学 工学部社会システム工学科)
資料名： 土木学会論文集 A1(構造・地震工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A1 (Structural Engineering & Earthquake Engineering) (Web))
巻： 67  号： 2  ページ： 307-319 (J-STAGE)  発行年： 2011年 
JST資料番号： U0201A  ISSN： 2185-4653  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鋼コンクリート複合構造のより合理的な設計のためには,ずれ止めのせん断力-ずれ曲線を表す式が必要となる.頭付きスタッドのせん断力-ずれ関係は,一般には押抜き試験によって求められている.スタッド軸方向の外力がせん断力-ずれ関係に影響することは明らかであるが,押抜き試験におけるコンクリートブロックの拘束の違いがその関係に及ぼす影響は明らかにされていない.そこで,本研究では,頭付きスタッドの純せん断試験および拘束条件を変えた押抜き試験を行った.実験結果から,試験方法の違いがせん断耐力だけでなくせん断力-ずれ関係に影響を及ぼすことを示し,スタッドの挙動をくさびモデルで説明した.(著者抄録)

シソーラス用語： *ジベル ,  *剪断力 ,  形状効果 ,  荷重-変形関係 ,  剪断試験 ,  押抜試験 ,  試料 ,  剪断変形 ,  軸方向 ,  束縛条件 ,  塑性変形 ,  ヒステリシス ,  破壊モード ,  力学モデル ,  *頭付きスタッド ,  ヒステリシスループ
準シソーラス用語： くさびモデル ,  ずれ変位 ,  履歴曲線

分類 (2件)： 金属材料  (RA06044P) ,  その他の構造材料による構造  (RA04060H)

引用文献 (10件)：

• 1) 中島章典,池川真也,山田俊行,阿部英彦:ずれ止めの非線形挙動を考慮した不完全合成桁の弾塑性解析,土木学会論文集,No. 537/I-35,pp. 97-106,1996.4
• 2) 田川泰久,平城弘一,尾形素臣,井上一朗,松井繁之:頭付きスタッドの押抜き試験方法の標準化に関する検討,鋼構造論文集,Vol. 2, No. 8, pp. 47-59, 1995.
• 3) 頭付スタッドの押抜き試験方法(案),JSSCテクニカルレポート,No. 35,(社)日本鋼構造協会,pp. 1-24, 1996.11
• 4) 大谷恭弘,木下 淳,辻 文三:組合せ荷重を受けるスタッドアンカーの設計強度評価法,鋼構造年次論文集,Vol. 2, pp. 699-706, 1994.11
• 5) 笠井裕次,河村哲男,大下英吉:スタッド付き鋼・コンクリート界面の付着性状に及ぼす側圧効果の影響に関する研究,コンクリート工学論文集,第13巻第2号,pp. 1-13,2002.5

タイトルに関連する用語 (6件)： 頭付きスタッド ,  せん断力 ,  変位 ,  スタッド ,  挙動 ,  試験方法