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J-GLOBAL ID：201602213651644373   整理番号：16A0367671

既存木質系混構造の設計についての考察-1階が壁式鉄筋コンクリート造の場合-

Consideration about the Design of Existing Mixed-Structure of Woody Type-Case of Reinforced Concrete Boxed Wall-Buildings in the first floor-

著者 (2件)： 五十嵐賢次 (新潟工科大 工) ,  千葉正裕 (日本大 工)
資料名： 日本大学工学部紀要  (Journal of the College of Engineering, Nihon University)
巻： 57  号： 2  ページ： 1-5  発行年： 2016年03月25日 
JST資料番号： G0810A  ISSN： 1343-2885  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1階を壁式RC造,2・3階を木造とする既存木質系混構造建築物に関して,2階RC床スラブを省略した場合の耐震性を検証した。同設計は2階の耐力壁を直接1階のRC造で受けて連層として地震力を負担し,2階の固定・積載荷重は木造合板で1階のRC耐力壁まで伝達させる考えである。RC耐力壁を外周のみと内部にも配置する場合のせん断応力度を算定し,上階を木造とする場合に壁式RC造の仕様規定を適用すると非常に余裕のある設計であることを確認した。既存物件で地域慣例等によりRC床スラブを省略する場合,ホールダウン金物・アンカーボルトの使用,必要壁量の確保で緩和規定を適用して耐震性が確保できることを示した。

シソーラス用語： *混合構造 ,  木構造 ,  *壁式構造 ,  鉄筋コンクリート構造 ,  *コンクリートスラブ ,  耐力壁 ,  *耐震性 ,  地震荷重 ,  剪断応力 ,  建築金物 ,  アンカーボルト
準シソーラス用語： 壁量 ,  ホールダウン金物

分類 (1件)： その他の構造材料による構造  (RA04060H)

タイトルに関連する用語 (3件)： 木質 ,  設計 ,  鉄筋コンクリート造