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J-GLOBAL ID:201602213692865350   整理番号:16A0185385

転移性神経芽腫患者の骨髄および末梢血中のIL-10およびARG-1濃度は臨床成績と関連しない

IL-10 and ARG-1 Concentrations in Bone Marrow and Peripheral Blood of Metastatic Neuroblastoma Patients Do Not Associate with Clinical Outcome
著者 (10件):
資料名:
巻: 2015  ページ: 718975 (WEB ONLY)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U7019A  ISSN: 2314-8861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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それぞれ調節性T細胞(Treg),およびマクロファージのマーカーとしての,免疫抑制分子IL-10とアルギナーゼ1(ARG-1),およびFOXP3とCD163の発現を,転移性神経芽腫(NB)患者から診断時に採取した骨髄(BM)および末梢血(PB)試料において評価した。IL-10およびARG-1の血漿濃度を測定し,各パラメーターと患者の治療成績との関連を分析した。免疫抑制性Tregおよび1型調節(Tr1)細胞の割合も測定した。BMおよびPB試料において,IL-10 mRNAの発現は,対照におけるよりも転移性NB患者で高かった。IL-10血漿濃度は段階に関わらずNB患者でより高かった。IL-10の発現もIL-10血漿濃度も患者の生存と有意に関連しなかった。転移性NB患者由来のPB試料において,ARG-1およびCD163の発現は対照よりも高かったが,それらの発現は生存と関連しなかった。更に,ARG-1血漿濃度は対照におけるよりも低く,患者の治療成績との関連は見られなかった。最後に,転移性NB患者において,循環中のTregの割合は対照におけるよりも高い一方,Tr1細胞のそれはより低かった。結論として,IL-10濃度とTregの割合は増加するが,転移性NBの自然経過へのそれらの寄与は不確かなようである。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経系の腫よう  ,  腫よう免疫 

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