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J-GLOBAL ID：201602213905731840   整理番号：16A0034040

臭化ペルフルオロオクチルナノ粒子はくも膜下出血後のラットにおける初期の脳損傷を保護する【Powered by NICT】

Perfluorooctyl-bromide nanoparticles protect early brain injury in rats after sub-arachnoid hemorrhage

著者 (2件)： Zhang Huan (Dep. of Neurosurgery, the First Affiliated Hospital of Chongqing Medical Univ., Chongqing) ,  Zhu Ji (Dep. of Neurosurgery, the First Affiliated Hospital of Chongqing Medical Univ., Chongqing)
資料名： Disan Junyi Daxue Xuebao  (Disan Junyi Daxue Xuebao)
巻： 37  号： 18  ページ： 1842-1847  発行年： 2015年 
JST資料番号： C2217A  ISSN： 1000-5404  CODEN： DYXUE8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： くも膜下出血(SAH)後のラットにおける早期脳損傷(EBI)上のペルフルオロオクチルブロミド(PFOB)ナノ粒子の保護効果を調査することである。方法男性健常SDラット九十を無作為に3群,すなわち,シャム処理群(n=30),SAHモデル群(n=30)とSAH+PFOB群(n=30)に分けた。ラットSAHモデルはprechiasmatic槽への血液を注入することにより作製した。高濃度溶存酸素の乳化剤としてPFOBナノ粒子をモデル確立後3時間で尾静脈を介して処理群のラットに注入した。脳含水量は手術後24時間で測定した。ラット海馬CA1領域における形態学的変化を透過型電子顕微鏡で調べた。地域における神経細胞アポトーシスはTUNELアッセイで測定し,免疫組織化学的染色は,カスパーゼ-3の発現を行った。カスパーゼ-3の蛋白質発現レベルは術後12 24 48および72時間でウェスタンブロット分析により検出した。SAH群,SAH+PFOB群と比較して結果は有意に低い脳含水量(P<0.01)を有していた。透過型電子顕微鏡は,ニューロンアポトーシスの減少,グリア細胞膨潤の緩和,および海馬領域における血管周囲浮腫の軽減を明らかにした。免疫組織化学データからは,アポトーシス関連因子カスパーゼ-3の発現は有意に減少したことを示した。TUNEL染色は神経アポトーシスが有意に海馬CA1領域(P<0.01)で低下していることを示した。ウエスタンブロット分析は,カスパーゼ-3の発現は有意にSAH(P<0.01)後12 24 48および72時間で減少したことを示した。高酸素含有量の結論PFOBナノ粒子は,虚血と低酸素を相殺する,神経アポトーシス経路を阻止し,神経細胞アポトーシスを減少させ,SAH後のEBIにおいて神経保護効果を達成することができた。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *脳損傷 ,  TUNEL法 ,  免疫組織化学 ,  モルフォロジー ,  海馬 ,  アポトーシス ,  ウェスタンブロット法 ,  透過型電子顕微鏡 ,  *ナノ粒子 ,  酸素欠乏 ,  *くも膜下出血
準シソーラス用語： 神経 ,  蛋白質発現 ,  カスパーゼ3 ,  海馬CA1領域 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 神経の基礎医学  (GN01020W)

タイトルに関連する用語 (5件)： 臭 ,  くも膜下出血 ,  ラット ,  初期 ,  脳損傷