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J-GLOBAL ID：201602213947319516   整理番号：16A0061251

冷水掛流し灌漑時の灌漑水量・水深・時間帯が水田の水温形成に及ぼす影響

Effect of Water Depth, Amount of Irrigation Water, and Irrigation Timing on Water Temperature in Paddy Field during Continuous Irrigation with Cool Running-water

著者 (4件)： 西田和弘 (東大 大学院農学生命科学研究科) ,  宇尾卓也 (東大 大学院農学生命科学研究科) ,  吉田修一郎 (東大 大学院農学生命科学研究科) ,  塚口直史 (石川県大 生物資源環境)
資料名： 農業農村工学会論文集  (Transactions of the Japanese Society of Irrigation, Drainage and Rural Engineering)
号： 300  ページ： I.185-I.194  発行年： 2015年12月25日 
JST資料番号： S0345A  ISSN： 1882-2789  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 異なる灌漑条件(灌漑水量・水尻の堰板高さ・時間帯)の下で冷水掛流し灌漑試験を行い,灌瀧条件の違いが水田の水温形成に及ぼす影響を調べた。低温の灌漑水の流入による水温冷却効果は,昼間掛流し灌漑,夜間掛流し灌漑ともに,水口付近で大きいが,水口から離れるにつれ小さくなった。この効果は,同一堰板高さの下では灌漑水量が多いほど,同一流量の下では堰板高さが低いほど増加した。また,同一灌漑水量・堰板高さの下では,夜間掛流し灌漑の方が昼間掛流し灌漑よりも,冷却効果は大きかった。一方,低温の灌漑水が流入していない地点の水温(灌漑水が到達するまでの水温)は,水深の違いにより温度変化が異なり,水温上昇過程にある昼間の水温は水深が深いほど,水温低下過程にある夜間の水温は水深が浅いほど,低温となった。(著者抄録)

シソーラス用語： *灌漑 ,  水深 ,  範囲 ,  *障害 ,  *水温 ,  水稲 ,  圃場試験 ,  温度分布 ,  効果
準シソーラス用語： *掛流し灌漑 ,  *高温登熱障害 ,  時間帯 ,  水温分布 ,  水温冷却効果 ,  *水田水温 ,  灌漑水量

分類 (1件)： 農業土木  (FB02000W)

タイトルに関連する用語 (8件)： 冷水 ,  掛流し ,  灌漑 ,  灌漑水 ,  水深 ,  時間帯 ,  水田 ,  水温