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J-GLOBAL ID:201602214040719560   整理番号:16A0212712

カドミウムが誘発するヒト気管支上皮細胞の悪性転化におけるマイクロRNA-mRNA発現プロファイルとその潜在的役割

MicroRNAs-mRNAs Expression Profile and Their Potential Role in Malignant Transformation of Human Bronchial Epithelial Cells Induced by Cadmium
著者 (5件):
資料名:
巻: 2015  号: Toxicology  ページ: 902025 (WEB ONLY)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:Cdが誘発する16HBE(ヒト気管支上皮細胞)の悪性転化においてmiRNAとmRNAの異常発現プロファイルと潜在的役割があるかどうかを解明するために本研究を企画した。方法:35世代目のCd誘発性16HBEおよび未処理16HBEにおけるmRNAとmiRNAの発現プロファイルをマイクロアレイによって決定した。DEG(発現変動遺伝子),miRNAとmRNAの間の同時発現ネットワークおよびその機能を発見するために,標的の予測,GO(遺伝子オントロジー),KEGG(生命システム情報統合データベース)のような一連のバイオインフォマティクス解析を実行した。結果:498種のDEGを発見した。予め予測した8種の新規Cd応答性miRNAを同定し,それらの中の5種は下方制御された。214種の標的遺伝子がCd応答性miRNAに対して予測され,それらの多くが遺伝子ネットワークを制御しているように思われた。miRNAは標的遺伝子CCM2に対して相反的な効果を示した。組み合わせ解析によると,hsa-miR-27b-3pはほとんどのmRNA,特に上方制御された発現遺伝子を制御していた。発現量の異なるmiRNAは生物学的プロセスおよびチャネルに関与しており,これらのGOとKEGGの濃縮解析の結果はCd応答性に著しく濃縮された。考察:これらの結果はmiRNA-mRNA統合ネットワークの緊密な関連性を提供し,カドミウムが誘発する16HBEの悪性転化における新たなmiRNAの役割を暗示した。カドミウム誘発性腫瘍形成の新たな分子メカニズムを理解するべきである。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
金属及び金属化合物の毒性  ,  発癌機序・因子  ,  遺伝子発現  ,  生物学的機能 

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