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J-GLOBAL ID:201602214158818280   整理番号:16A1390980

創薬促進のためのCryo-EM解像度の限界の打破

Breaking Cryo-EM Resolution Barriers to Facilitate Drug Discovery
著者 (11件):
資料名:
巻: 165  号:ページ: 1698-1707  発行年: 2016年06月16日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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単粒子凍結切片電子顕微鏡(cryo-EM)における最近の進歩によって,サイズが≧~200kDaの秩序だった蛋白質の構造解析が原子レベルの解像度で可能となっている。細胞の代謝に関与するような小型の動的タンパク質複合体の高分解能構造解析にcryo-EM方法が同様に有用であるかは重要な問題である。本稿では,癌の標的であるイソクエン酸デヒドロゲナーゼ(93kDa)の解像度3.8Aのcryo-EM構造を提示し,アロステリック小分子阻害剤ML309の結合により誘導される立体構造変化の性質を同定する。また乳酸脱水素酵素(145kDa)とグルタミン酸脱水素酵素(334kDa),の,それぞれ解像度2.8Aと1.8Aの構造も報告する。これらの結果は,単粒子cryo-EMにおける二つの限界が克服されたこと,すなわち(1)解像度2Aを超えたこと,(2)サイズが<100kDaのタンパク質の構造が観察されたことを示す。従って,cryo-EMを用いて,広範なスペクトラムの薬物と標的間の相互作用および動的な立体構造状態の調査が可能であることが示される。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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