抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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世界規模での地球温暖化や大気汚染問題など,人々の環境に対する関心は日ごとに高っている。地球環境悪化原因の多くは生産活動や日々の生活などで排出される二酸化炭素や有害物質,廃棄物などである。製造業においても製造工程面ではプロセス改良によるエネルギー使用の削減,材料面ではリサイクルの推進,植物由来原料の使用などが進められており各社にて研究開発が進んでいる。JSRにおいても環境・エネルギー問題への積極的な貢献を目標としたE2イニシアティブを掲げ環境配慮型製品の展開を進めており,本稿ではリサイクルPET/ポリオレフィン用のドライブレンド型相容化材ならびにPLA/ポリオレフィンアロイバイオマス材について紹介する。PET/ポリプロピレン用ドライブレンド相容化材「BIOLLOYRNM115NP」,PET/ポリエチレン用ドライブレンド相容化材「BIOLLOYI{NM110NP」,PLA系バイオマス材料「BIOLLOYRHシリーズ」(PLA/PEアロイ)と「BIOLLOY1{Pシリーズ」(PLA/PPアロイ)などについて解説した。