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J-GLOBAL ID：201602214395486982   整理番号：16A0154122

癌,炎症,糖尿病,および神経変性における(-)-エピカテキンおよび他のポリフェノール類の分子機構と治療効果

Molecular Mechanisms and Therapeutic Effects of (-)-Epicatechin and Other Polyphenols in Cancer, Inflammation, Diabetes, and Neurodegeneration

著者 (9件)： SHAY Joseph (Wayne State Univ., MI, USA) ,  SHAY Joseph (Karmanos Cancer Inst., MI, USA) ,  ELBAZ Hosam A. (Wayne State Univ., MI, USA) ,  LEE Icksoo (Dankook Univ., Chungcheongnam-do, KOR) ,  ZIELSKE Steven P. (Wayne State Univ., MI, USA) ,  MALEK Moh H. (Wayne State Univ., MI, USA) ,  MALEK Moh H. (Wayne State Univ., MI, USA) ,  HUETTEMANN Maik (Wayne State Univ., MI, USA) ,  HUETTEMANN Maik (Karmanos Cancer Inst., MI, USA)
資料名： Oxidative Medicine and Cellular Longevity (Web)  (Oxidative Medicine and Cellular Longevity (Web))
巻： 2015  ページ： 181260 (WEB ONLY)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U7012A  ISSN： 1942-0900  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 心臓血管疾患,癌,脳卒中,神経変性疾患,および糖尿病などの疾患に関与するメカニズムに対する最近の知見により,治療のより効率的な方向性が現在評価されている。天然物の使用を含む伝統医学は,世界中で広く実施されており,特定の天然物が,ヒト集団を苦しめる疾患の多くで実際に予防的役割を担い得る治療特性を含むとみなされている。本論文では,アピゲニン,エピガロカテキンガレート,ゲニステイン,および(-)エピカテキンなどのポリフェノールと呼ばれる天然化合物のグループの生物学的効果を,(-)エピカテキンに焦点を絞ってまとめる。(-)エピカテキンは,その様々な効果を担ういくつかのユニークな特徴を持っている。これらの特徴の1つは,細胞内の活性酸素種(ROS)と相互作用し,中和する能力である。(-)エピカテキンはまた,細胞増殖に関与するMAPキナーゼ経路を含む細胞シグナル伝達を調節する。この経路における変異は,多くの場合,悪性腫瘍に関連しており,(-)エピカテキンの使用は,予防剤ならびに化学療法および放射線治療の転帰を改善する補助剤として期待される。本稿では,健康の維持,保護,および場合によっては回復のための,いくつかのフェノール化合物の可能性を論じる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *多価フェノール ,  活性酸素 ,  *MAPキナーゼ ,  *細胞情報伝達 ,  細胞増殖 ,  *腫瘍 ,  *酸化防止 ,  酸素複素環化合物 ,  フラボノイド ,  芳香族縮合化合物 ,  ポリオール
準シソーラス用語： *ポリフェノール類 ,  活性酸素種 ,  *悪性腫瘍 ,  *抗酸化作用

分類 (2件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  生薬の薬理の基礎研究  (GX06020J)

物質索引 (1件)： エピカテキン

タイトルに関連する用語 (8件)： 癌 ,  炎症 ,  糖尿病 ,  神経変性 ,  エピカテキン ,  ポリフェノール類 ,  分子 ,  治療効果