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J-GLOBAL ID:201602214408584326   整理番号:16A0045257

CD34は,マウスの骨髄間質細胞における骨前駆細胞集団を定義する

CD34 defines an osteoprogenitor cell population in mouse bone marrow stromal cells
著者 (10件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 449-458  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: U7041A  ISSN: 1873-5061  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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骨髄間質細胞(BMSC,骨髄由来間葉系幹細胞としても知られている)およびそれらの前駆細胞は,レトロスペクティブ機能的基準に基づいて同定されている。CDマーカーは,異なる機能的特徴を有する細胞集団を定義するために使われる。しかし,BMSCとコミットした前駆細胞の定義と分離が欠けている。ここでは,それぞれ,ベースライン時,および2つのよく特徴付けられた骨形成コミットマウス骨髄幹細胞(mBMSCBone)と脂肪生成コミットmBMSCs(mBMSCAdipo)の骨芽細胞と脂肪細胞分化の過程で発現するCDマーカーのトランスクリプトームのプロファイルを比較した。バイオインフォマティクス解析によって,ベースライン時,および分化の間に,mBMSCBoneとmBMSCAdipoで同等の発現量がある標準的なmBMSC CDマーカーのコアセットの存在が明らかになった。mBMSCAdipoとmBMSCBone間で差動的に発現している11のCDマーカーを同定した。 これらの中でも,mBMSCBoneでのみ発現する骨芽前駆細胞関連CDマーカーとして,CD34,CD54,CD73,CD132,CD200,CD227を,および,mBMSCAdipoでのみ発現する脂肪前駆細胞関連CDマーカーとして,CD53,CD80,CD134,CD141およびCD212を同定した。FACS分析によって,これらの結果を確認した。さらなる分析のために,CD34を選択した。CD34は,マウスのストローマ細胞株ST2,初代mBMSCs,mBMSCBoneのベースラインで発現しており,その発現は,骨芽細胞分化の間に減少した。FACS分取したCD34+初代mBMSCsは70%の骨芽細胞関連遺伝子の高い発現を示し,CD34- 初代mBMSCsと比較して,免疫不全マウスの皮下に移植したときにin vivoで有意に高い異骨形成をした。本結果は,CDマーカーのセットがmBMSCsの脂肪前駆細胞集団と骨芽前駆細胞集団を区別できることを示している。CD34は,マウス骨髄の骨幹の将来の分離に適している。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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発生と分化  ,  骨格系 

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