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J-GLOBAL ID：201602214484453729   整理番号：16A0011397

保温材下腐食における外部被覆の排水孔の影響

Influence of Drain Holes in Jacketing on Corrosion Under Thermal Insulation

著者 (5件)： POJTANABUNTOENG Thunyaluk (Curtin Univ., WA, AUS) ,  MACHUCA Laura L. (Curtin Univ., WA, AUS) ,  SALASI Mobin (Curtin Univ., AUS) ,  KINSELLA Brian (Curtin Univ., WA, AUS) ,  COOPER Martyn (Santos Ltd.)
資料名： Corrosion (Houston, Tex.)  (Corrosion (Houston, Tex.))
巻： 71  号： 12  ページ： 1511-1520  発行年： 2015年12月 
JST資料番号： B0320A  ISSN： 0010-9312  CODEN： CORRAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 保温材下腐食(CUI)は石油化学工業にとって,多額の保全コストが掛かる重要な問題である。CUI対策として,保温材の保護と雨水侵入防止を目的として覆っている外部被覆の低所に,水分を抜くための排水孔を設置しているが,この効果について報告した文献はない。本報では,外部被覆と排水孔の,保温材の乾燥プロセスへの役割とCUIへの影響について,現場をシミュレートした再現試験を行なって調べた。外部被覆があると,水分の蒸発が遅れ,均一腐食・局部腐食とも促進される。排水孔が設置された場合は,保温材の乾燥を促進し,保温材下の酸素濃度分布を均一にして,排水孔が無い場合に比べ,短期間の均一腐食速度は上昇するが,長期間の均一腐食と局部腐食速度は低下する。したがって,排水孔の設置はCUIを緩和するための優れた技術である。

シソーラス用語： 断熱材料 ,  *全面腐食 ,  *局部腐食 ,  外面 ,  *表面被覆 ,  穴 ,  出入口 ,  排水 ,  化学プラント ,  石油化学工業 ,  シミュレーション ,  濃度 ,  濃度分布
準シソーラス用語： *外部被覆 ,  *排水口 ,  *保温材下腐食 ,  溶存酸素濃度

分類 (3件)： 腐食  (WB03030B) ,  化学装置材料  (XB01020D) ,  石油精製一般  (YF02010M)

タイトルに関連する用語 (3件)： 保温材下腐食 ,  外部被覆 ,  排水孔