抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1997年,富山県小矢部市の桜町遺跡から約4000年前の縄文時代中期末の木製のY字形の二又材が発掘された。このY字材の用途は不明である。縄文時代には北陸地方の日本海沿岸地域には巨木出土の縄文遺跡(桜町遺跡,真脇遺跡,チカモリ遺跡,寺地遺跡など)が分布し,巨木文化圏を形成していた。Y字材については桜町遺跡以外の縄文遺跡からは出土していない。本研究では桜町遺跡と寺地遺跡(新潟県西頸城郡青海町)から出土した巨木と巨木建物についてY字材との関係から論じている。(著者抄録)