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J-GLOBAL ID:201602214532505060   整理番号:16A0196755

甲状腺癌リスクと関連するホルモン因子ではない生殖因子: 体系的レビューとメタ分析

Reproductive Factors but Not Hormonal Factors Associated with Thyroid Cancer Risk: A Systematic Review and Meta-Analysis
著者 (9件):
資料名:
巻: 2015  号: Oncology  ページ: 103515 (WEB ONLY)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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多くの研究がホルモン及び生殖因子の甲状腺癌リスクとの関連を調べているが,それらは不十分で矛盾した知見を示す。本レビューはすべての利用可能な疫学研究を共有し管理することにより,この関連付けを正確に推定することを目的とした。PubMedとEMBASEデータベースの包括的文献検索後に独立した25の研究を抽出した。全体的に,経口避妊薬やホルモン補充療法などの一般的なホルモン因子は甲状腺癌リスクを変化させなかった。全体的分析では閉経年齢は甲状腺癌リスク増加と関連性が低かった(RR= 1.24,95%CI 1.00~1.53,P=0.049)。しかし,長期授乳期間と甲状腺癌リスク低減はある程度関連し,これは全コホート研究におけるプール解析によって示唆された(RR=0.7,5%CI 0.51~0.95,P=0.02)。病院における症例対照研究でプールされたRRによれば,経産婦は未経産女性と比較して甲状腺癌に対して感受性が高いことが判明した(RR=2.30,95%CI 1.31~4.04,P=0.004)。現行メタ分析では閉経年齢と経産回数は甲状腺癌の危険因子であることが示唆される。長期授乳は甲状腺癌に対し保護的な役割を果たす。さらに関連性の高い疫学的研究が進めば,甲状腺癌発症におけるホルモンと生殖因子の役割についての重要な知見が得られるであろう。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
内分泌系の腫よう  ,  甲状腺ホルモン 

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