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J-GLOBAL ID:201602214657146371   整理番号:16A0298891

イベリア半島上空での長期エアロゾルデータ系列を用いた紫外線,可視光,近赤外線スペクトル域のエアロゾル放射効果

Aerosol radiative effects in the ultraviolet, visible, and near-infrared spectral ranges using long-term aerosol data series over the Iberian Peninsula
著者 (10件):
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巻: 14  号: 24  ページ: 13497-13514 (WEB ONLY)  発行年: 2014年12月 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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エアロゾル放射特性のより良い理解は,気候変動研究にとって重要な課題である。本研究は,短波(SW)太陽光スペクトルの様々なスペクトル域でのエアロゾル放射効果の完全にキャラクタリゼーションすることを目的とした。このために,イベリア半島(南西ヨーロッパ)に位置する6つのAERONET観測所からのエアロゾル特性の長期データセットを気候学的キャラクタリゼーションと経年変化という視点で分析した。エアロゾル情報は,地表での紫外線(ARE<sub>UV</sub>),可視光(ARE<sub>VIS</sub>),近赤外線(ARE<sub>NIR</sub>),SW全域(ARE<sub>SW</sub>)でのエアロゾル放射効果(ARE)を確かめるため,libRadtranモデルの入力として用いた。イベリア半島全体にわたる様々のスペクトル域の年当りのエアロゾル放射効果(Wm<sup>-2</sup>)は,-1.1<ARE<sub>UV</sub><-0.7,-5.7<ARE<sub>VIS</sub><-3.5,-2.6<ARE<sub>NIR</sub><-1.6,-8.8<ARE<sub>SW</sub><-5.7であることが分った。AREの月平均は,春,夏により大きいな季節パターンを示した。エアロゾル強制効率(AFE:光学的厚さの単位当りのARE)も,4つのスペクトル域で評価した。AFEは,単一散乱アルベド,より弱いもののオングストローム指数への依存性を示した。AFEは,小さい光吸収性粒子でより大きかった(絶対値で)。SW効率へのUV,VIS,NIR域の寄与は,エアロゾルタイプによって異なった。支配的なエアロゾル粒度が,AFE<sub>VIS</sub>/AFE<sub>SW</sub>とAFE<sub>NIR</sub>/AFE<sub>SW</sub>の割合を決めた。AFE<sub>VIS</sub>は,すべてのエアロゾルタイプで,支配的に寄与したが,光非吸収の大きな粒子は,VISとNIR間のより同等の寄与要因であった。AFE<sub>UV</sub>/AFE<sub>SW</sub>比は,光吸収性の微細粒子でより高い値を示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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放射,大気光学 

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