文献

J-GLOBAL ID：201602214910615235   整理番号：16A0109318

紫外線および太陽光照射下での芳香族アルデヒド合成のための窒素をドープしたアナターゼ型/ルチル型光触媒

N-Doped Anatase/Rutile Photocatalysts for the Synthesis of Aromatic Aldehydes Under Ultraviolet and Solar Irradiation

著者 (6件)： TEK Bilge Sina (Afyon Kocatepe UEniversitesi, Afyonkarahisar, TUR) ,  YURDAKAL Sedat (Afyon Kocatepe UEniversitesi, Afyonkarahisar, TUR) ,  OEZCAN Levent (Afyon Kocatepe UEniversitesi, Afyonkarahisar, TUR) ,  AUGUGLIARO Vincenzo (Universita degli Studi di Palermo, Palermo, ITA) ,  LODDO Vittorio (Universita degli Studi di Palermo, Palermo, ITA) ,  PALMISANO Giovanni (Masdar Inst. Sci. and Technol., Abu Dhabi, ARE)
資料名： Science of Advanced Materials  (Science of Advanced Materials)
巻： 7  号： 11  ページ： 2306-2319  発行年： 2015年11月 
JST資料番号： W2374A  ISSN： 1947-2935  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では窒素をドープしたTiO₂の合成,およびその光触媒活性に対するドーピングや調製条件の影響を研究した。合成はTiCl₄に対して尿素を窒素源として用いたゾル-ゲル法で行い,アナターゼ型/ルチル型二相性の液晶TiO₂を得た。この触媒上に金薄膜を蒸着させてBET表面積を測定した。ドーピング量および熱処理温度を変えた試料の構造特性を,X線回折,電子顕微鏡観察,熱重量測定,FT-IR,発光スペクトルおよびX線光電子分光法で調べた。また4-メトキシベンジルアルコールの部分的酸化によるp-アニスアルデヒド合成反応によって,触媒の調製条件と光源種類による光触媒活性を比較した。熱処理温度が高いほうが窒素ドーピングTiO₂の結晶性は高い一方,可視光のみの場合を除いた紫外光,紫外-可視光,太陽光照射下での活性および選択性は,低温処理をして結晶性に乏しい試料のほうが優れているという結果を得た。

シソーラス用語： 紫外線 ,  太陽光 ,  *芳香族アルデヒド ,  化学合成 ,  触媒調製 ,  *ドーピング ,  触媒活性 ,  *光触媒反応 ,  *酸化チタン ,  アナターゼ型結晶 ,  ルチル型結晶 ,  塩化チタン ,  ゾル-ゲル法 ,  金属薄膜 ,  表面積 ,  選択性 ,  結晶度 ,  *酸化 ,  グリーンケミストリー ,  フェノールエーテル ,  ウレア化合物
準シソーラス用語： BET表面積 ,  *アルコール酸化 ,  *二酸化チタン ,  金薄膜 ,  光触媒活性 ,  *窒素ドーピング

分類 (3件)： その他の触媒  (CB06123Z) ,  光化学反応  (CB08020F) ,  芳香族単環アルデヒド  (CF05160X)

物質索引 (3件)： 4-メトキシベンジルアルコール ,  p-アニスアルデヒド ,  尿素

タイトルに関連する用語 (8件)： 紫外線 ,  太陽光 ,  芳香族アルデヒド ,  窒素 ,  ドープ ,  アナターゼ ,  ルチル ,  光触媒