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J-GLOBAL ID：201602214914066295   整理番号：16A0002838

光パケット交換機のトラヒック理論(その3)-漸近解析による廃棄率高精度近似-

A Traffic Theory for Optical Packet Switches (Part 3)-Highly-accurate Approximations for Blocking Probabilities using asymptotic Analysis-

著者 (1件)： 村上泰司 (大阪電通大 情報通信工)
資料名： 大阪電気通信大学研究論集 自然科学編  (Memoirs of Osaka Electro-Communication University. Natural Science)
号： 50  ページ： 3-26  発行年： 2015年07月31日 
JST資料番号： G0383A  ISSN： 0386-4987  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 非同期光パケットに対応する光バッファの性能の評価の解析法では,時間粒度の整数倍の光ファイバー遅延線(FDL)を数多く用意して,時間粒度の最適化を図る,つまり,FDLの長さ分布をどのようにすればパケット廃棄率を抑えられるかという問題が中心になっている。筆者らは,既に一般分布パケット長に対して,光パケット交換機バッファの性能,具体的にはパケット廃棄率と遅延に関する見通しのよい近似式を提案している。本稿では,この提案に加え,負荷が小さい場合にも高精度となる近似式について述べた。具体的には,光バッファのモデル構成,無限・有限長光バッファの理論説明の後,近似解法として,減衰率の漸近解析,定数Cの漸近解析,平均遅延時間の漸次解析について述べた。さらに,漸近減衰率,漸近定数を用いてのパケット廃棄率の近似計算(減衰定数に対して4次近似を使用)と,シミュレージョンとの比較から漸近解析の精度について述べた。最後に,実トラフィックへの応用例を示した。

シソーラス用語： *パケット交換 ,  *光通信 ,  通信系モデル ,  伝送品質 ,  比率 ,  待ち行列 ,  トラヒック理論 ,  *近似法 ,  インターネット ,  交換機 ,  解析 ,  漸近解 ,  バッファ方式 ,  遅延線
準シソーラス用語： トラヒックモデル ,  *パケット廃棄率 ,  *近似解法 ,  光バッファ ,  漸近解析

分類 (2件)： 光通信方式・機器  (ND10000B) ,  交換・交換機  (ND11020E)

タイトルに関連する用語 (5件)： 光パケット交換 ,  トラヒック理論 ,  漸近解析 ,  廃棄率 ,  近似