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J-GLOBAL ID：201602214959841281   整理番号：16A0005572

耐震天井工法「T-Ceiling V-brace工法」の開発

Development of Aseismic Ceiling “T-Ceiling V-brace”

著者 (5件)： 尾方大輔 (大成建設) ,  森田仁彦 (大成建設) ,  杉山智昭 (大成建設) ,  柵木宏司 (大成建設) ,  岩下裕樹 (八潮建材工業)
資料名： 大成建設技術センター報(CD-ROM)  (Report of Taise Technology Center (CD-ROM))
号： 48  ページ： ROMBUNNO.16  発行年： 2015年12月01日 
JST資料番号： G0744B  ISSN： 1348-3366  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2011年3月に起こった東北地方太平洋沖地震において,体育館や音楽ホール,ショッピングセンターなどで天井が脱落し,甚大な被害が発生した。これらの被害を受け,建築基準法施行令が改正され,天井に係る脱落対策の技術基準が新たに定められた。本工法は,当技術基準で規定する厳しい耐震性能基準を満足する,耐震天井工法の実現を目的として開発した。開発工法は,V形を一組とするブレース材を天井内に複数配置することで地震時の水平方向の揺れを抑え,天井の脱落を防止している。本工法は,天井面と構造体(床スラブ)に特殊な金物を設置し,両金物をV形ブレース材で直接連結することで高い耐力を得ることができ,施工性・経済性にも優れている。本工法の耐震性能は,国土交通省が定める技術基準に則った試験を実施し,所要の剛性・耐力を有することを確認し,日本建築センターの一般評定を2014年7月に日本国内第一号で取得した。(著者抄録)

シソーラス用語： 構造設計 ,  *耐震設計 ,  耐震対策 ,  *天井 ,  天井材 ,  東北地方 ,  関東地方 ,  大地震 ,  耐震性 ,  静荷重 ,  *載荷試験 ,  体育館 ,  ショッピングセンタ ,  *性能評価 ,  *ブレース
準シソーラス用語： 2011年東北地方太平洋沖地震 ,  性能評定 ,  静的載荷試験 ,  耐震性能

分類 (2件)： 構造設計一般  (RA04010E) ,  床,天井  (RB03040H)

引用文献 (3件)：

• 国土交通省国土技術総合研究所,独立行政法人建築研究所,一般社団法人新・建築士制度普及協会:建築物における天井脱落対策に係る技術基準の解説,平成25年10月
• 倉本真介,欄木龍大,高山正春,木村雄一,佐々木晴夫,原史彦,小竹達也,糸井達哉:耐震性に優れた大規模在来天井工法の開発その1~その2,日本建築学会学術講演梗概集B-2,pp.503-506,2006
• 木村雄一,高山正春,小竹達也,欄木龍大,佐々木晴夫:耐震性に優れた大規模在来天井工法の開発その3,日本建築学会学術講演梗概集B-1,pp.873-874,2007

タイトルに関連する用語 (4件)： 耐震 ,  天井 ,  工法 ,  開発