ボランティアコンピューティング選出の実現期待確率に基づく動的ジョブスケジューリング方法

MIYAKOSHI Yuto; YASUDA Shinya; WATANABE Kan; FUKUSHI Masaru; NOGAMI Yasuyuki

文献

J-GLOBAL ID：201602214960125328 整理番号：16A0004130

ボランティアコンピューティング選出の実現期待確率に基づく動的ジョブスケジューリング方法

Dynamic Job Scheduling Method Based on Expected Probability of Completion of Voting in Volunteer Computing

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資料名：
巻： E98.D 号： 12 ページ： 2132-2140 (J-STAGE) 発行年： 2015年
JST資料番号： U0469A ISSN： 1745-1361 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：英語 (EN)

本稿では,ボーティングメカニズムによる不正確な結果を取り外すために,計算ジョブを多数の参加者(労働者)に複製し,割り当てるボランティアコンピューティング(VC)システムに関するジョブスケジューリングの問題を扱った。VCのジョブスケジューリングにおいて,仕事を完了させる労働者の数は,システム性能にとって重要な要因であった;しかしながら,数人の労働者が現実のVCにおいて,離脱するかもしれないので,それ固定することはできなかった。これは,既存の方法がジョブスケジューリングにおいて検討しなかった問題であった。著者らは,労働者の離脱確率に基づく各仕事のための完成期待確率(EPC)を検討する動的ジョブスケジューリング方法を提案した。EPCが指定した値(SPC)よりもいつも優れているためには,提案の方法の主要なアイデアをジョブに割り当てることであった。適正値としてSPCを設定することによって,提案の方法は,余分な割り当てなしでジョブを完成させることを可能にし,VCシステムのより高い性能を導出した。本稿において,著者らは,労働者の離脱確率がより実際的な状況を反映することが既知であるWeibull分布に対応すると仮定した。著者らはWeibull分布モデルおよびこれまでの一定の確率モデルの下で,実際の追跡データを使用する分布のためのパラメータを導出して,提案した方法とこれまでの方法の性能を比較した。シミュレーション結果により,特に仕事を完了させるための時間を制限する時,提案の方法の性能が,既存の方法のものよりも,最大で5倍高いということを示したが,誤り率は必要な値よりも低く維持した。(翻訳著者抄録)

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その他のシステムプログラミング , その他の情報処理

引用文献 (24件)：

[1] http://folding.stanford.edu/ July 1, 2014.
[2] http://setiathome.ssl.berkeley.edu/ July 1, 2014.
[3] http://www.distributed.net/ July 1, 2014.
[4] http://einstein.phys.uwm.edu/ May 17, 2015.
[5] http://fightaidsathome.scripps.edu/ May 17, 2015.

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