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J-GLOBAL ID：201602214998888635   整理番号：16A0152473

初心者のための音響評価指標入門 1.騒音・遮音・吸音 1.5 床衝撃音遮断性能に関する評価指標について

著者 (1件)： 井上勝夫 (日本大 理工)
資料名： 音響技術  (Architectural Acoustics and Noise Control)
巻： 44  号： 4  ページ： 25-31  発行年： 2015年12月31日 
JST資料番号： G0442B  ISSN： 0286-8695  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 国内の床衝撃音遮断性能の評価に関して,性能試験用衝撃源の変遷と評価方法の変遷について説明する。まず,性能試験用衝撃源の変遷について,当初の1970年代のタッピングマシンの利用から始まって標準重量衝撃源の導入に至る経緯について解説し,平成12年のJISの改正において標準重量衝撃源として従来のタイヤに加えてボールが追加された経緯について解説した。次に,床衝撃音遮断性能の評価方法の変遷について,当初検討された欧米の評価尺度による評価が欧米とは生活様式の異なる日本においては難しく,別の評価尺度として逆A特性評価曲線(L曲線)を導入した経緯を解説した。さらに,実生活の場における床衝撃音の評価の留意点と課題についても述べた。

シソーラス用語： 騒音抑制 ,  *遮音 ,  音波吸収 ,  *床衝撃音 ,  *性能評価 ,  *指標 ,  衝撃荷重 ,  タイヤ ,  球 ,  JIS【規格】 ,  騒音レベル ,  周波数依存性 ,  仕上材料 ,  ISO規格 ,  等級づけ ,  集合住宅 ,  ホテル ,  学校 ,  特性曲線 ,  手工具

分類 (2件)： 建築音響  (BB03080J) ,  騒音・振動一般  (SB04020T)

引用文献 (17件)：

• 大川平一郎:建物の床衝撃音遮断力について,日本音響学会誌,28巻7号,1972,pp.357-362
• 安岡正人:床衝撃音レベル測定方法のJIS改正について,日本音響学会誌,34巻2号,1978,pp.79-86
• JIS A 1418-1978:建築物の現場における床衝撃音レベルの測定方法,1978
• 日本建築学会編:建築物の遮音性能基準と設計指針,技報堂出版,1979.12,pp.26-30,pp.355-372
• 井上勝夫,木村翔,伊東正夫,高橋健太郎;自動重量床衝撃源装置の特性,日本音響学会講演論文集,1-4-18,昭和55年5月,pp.461-462

タイトルに関連する用語 (8件)： 初心者 ,  音響 ,  評価指標 ,  騒音 ,  遮音 ,  吸音 ,  床衝撃音 ,  遮断