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J-GLOBAL ID:201602215005025056   整理番号:16A0371127

気候変動に対応した循環型食料生産等の確立のためのプロジェクト 第1編 農業分野における温暖化緩和技術の開発 第1章 農地及び草地におけるモニタリング・モデリングと全国評価 1 炭素収支と温室効果ガス排出・吸収量の精密測定

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号: 557  ページ: 52-58  発行年: 2016年03月31日 
JST資料番号: S0070A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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国内主要畜産地域4か所での温室効果ガスフラックスの精密測定により,牧草地の炭素蓄積・温室効果ガス収支と堆肥施用の影響を定量化し,牧草地の土壌炭素量は堆肥施用により維持されていること,化学肥料窒素由来のN2O排出係数は畑地の既往値よりも大きく,年降水量とともに増加すること,適正量の堆肥の連用はN2O発生量を増加させず,炭素蓄積を通して温暖化の緩和に有効であることを明らかにした。また,温室効果ガスフラックスの実測値と各種統計資料を用いて,家畜排せつ物の堆肥還元による全国の牧草地・飼料畑の温暖化緩和ポテンシャルを,化学肥料のみを施用する場合を基準として推定し,炭素蓄積量の増加が緩和ポテンシャル全体の約95%を占めることを明らかにした。(著者抄録)
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分類 (3件):
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土壌化学  ,  生態系  ,  環境問題 
引用文献 (8件):
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