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J-GLOBAL ID：201602215058717804   整理番号：16A0107269

酸素発生に対する活性化酸化マンガンの性質

Nature of Activated Manganese Oxide for Oxygen Evolution

著者 (5件)： HUYNH Michael (Harvard Univ., Massachusetts, USA) ,  SHI Chenyang (Columbia Univ., New York, USA) ,  BILLINGE Simon J. L. (Columbia Univ., New York, USA) ,  BILLINGE Simon J. L. (Brookhaven National Lab., New York, USA) ,  NOCERA Daniel G. (Harvard Univ., Massachusetts, USA)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 137  号： 47  ページ： 14887-14904  発行年： 2015年12月02日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電着した酸化マンガンMnOx膜の酸素発生に対する触媒活性が,電着条件を一定陽極電位から正負の交互電圧サイクルを印加するという条件に変えることにより増大することを見出した。Tafel解析を行った結果,中性および酸性のいずれの条件のもとでもTafel勾配が減少し,触媒活性が増加していることがわかった。活性化過程の電気化学的,分光学的および構造変化の研究から,もとのバーネサイト状MnOx(δ-MnO₂)が相変化を行い,陰極で生成したMn(OH)₂との間の均一化に誘起されてハウスマンナイト状中間体(α-Mn₃O₄)へと変化するという機構を提案した。引き続く電圧サイクリングによる陽極処理あるいは水の酸化により無秩序化したバーネサイト状の相が生成し,酸素発生に対し高活性を発現する。

シソーラス用語： *電着 ,  *電圧 ,  *触媒活性 ,  *酸素発生 ,  *Tafel式 ,  *酸化マンガン ,  相転移
準シソーラス用語： *サイクル負荷 ,  *印加電圧 ,  相変化

分類 (3件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  電気化学反応  (CB07050F) ,  不均一系触媒反応  (CB06100E)

タイトルに関連する用語 (4件)： 酸素発生 ,  活性化 ,  酸化マンガン ,  性質