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J-GLOBAL ID：201602215071017234   整理番号：16A0154064

イソフラボンはin vitroにおいて鉄にほとんど影響することなく銅を還元する

Isoflavones Reduce Copper with Minimal Impact on Iron In Vitro

著者 (9件)： KARLICKOVA Jana (Charles Univ. in Prague, Hradec Kralove, CZE) ,  MACAKOVA Katerina (Charles Univ. in Prague, Hradec Kralove, CZE) ,  RIHA Michal (Charles Univ. in Prague, Hradec Kralove, CZE) ,  PINHEIRO Liliane M. T. (Charles Univ. in Prague, Hradec Kralove, CZE) ,  PINHEIRO Liliane M. T. (Univ. Porto, Porto, PRT) ,  FILIPSKY Tomas (Charles Univ. in Prague, Hradec Kralove, CZE) ,  HORNASOVA Veronika (Charles Univ. in Prague, Hradec Kralove, CZE) ,  HRDINA Radomir (Charles Univ. in Prague, Hradec Kralove, CZE) ,  MLADENKA Premysl (Charles Univ. in Prague, Hradec Kralove, CZE)
資料名： Oxidative Medicine and Cellular Longevity (Web)  (Oxidative Medicine and Cellular Longevity (Web))
巻： 2015  ページ： 437381 (WEB ONLY)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U7012A  ISSN： 1942-0900  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： イソフラボンは多くのアジア諸国で一般的に消費されており,ヒトに対して潜在的に好影響をもたらしている。これまで,これらの銅および鉄との相互作用に関するデータは少なく,むしろ議論の余地のあるデータしか利用可能でない。13種類の構造的に関連するイソフラボンについて,そのCu/Feキレート化/還元特性を競合的な方法で試験した。5-ヒドロキシ-4-ケト・キレート化部位は三価鉄,二価鉄,および第二銅のキレート化と関連していたが,イソフラボンのキレート化能力は低く,第一銅のキレート化は全く観察されなかった。どのイソフラボンも三価鉄を実質的に還元できなかったが,これらの大半は第二銅イオンを還元した。第二銅還元のもっとも重要な特徴は未置換4′-ヒドロキシの存在であり,逆に,遊離5-ヒドロキシの存在は第二銅イオンのキレート化による還元を低下ないし消失させた。この研究の結果は,ヒトに対するイソフラボンの作用および/または銅吸収の機序を明確にする追加実験を可能にすると思われる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *鉄 ,  *銅 ,  キレート化 ,  *還元性 ,  構造活性相関 ,  ケトン ,  酸素複素環化合物 ,  イソフラボノイド ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： 二価鉄 ,  *還元特性 ,  還元能 ,  三価鉄 ,  第一銅 ,  第二銅

分類 (3件)： ピランの縮合誘導体  (CF07093I) ,  生薬の薬理の基礎研究  (GX06020J) ,  薬物の構造活性相関  (GV01050B)

物質索引 (1件)： イソフラボン

タイトルに関連する用語 (4件)： イソフラボン ,  鉄 ,  銅 ,  還元