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J-GLOBAL ID：201602215117615026   整理番号：16A0357017

油の捕集と回収のための柔軟で,機械的耐久性のあるエアロゲル複合材料

Flexible, Mechanically Durable Aerogel Composites for Oil Capture and Recovery

著者 (6件)： KARATUM Osman (Duke Univ., North Carolina, USA) ,  STEINERIII Stephen A. (Aerogel Technol., LLC, Massachusetts, USA) ,  GRIFFIN Justin S. (Aerogel Technol., LLC, Massachusetts, USA) ,  SHI Wenbo (Yale Univ., Connecticut, USA) ,  PLATA Desiree L. (Duke Univ., North Carolina, USA) ,  PLATA Desiree L. (Yale Univ., Connecticut, USA)
資料名： ACS Applied Materials & Interfaces  (ACS Applied Materials & Interfaces)
巻： 8  号： 1  ページ： 215-224  発行年： 2016年01月13日 
JST資料番号： W2329A  ISSN： 1944-8244  CODEN： AAMICK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 油漏れでの油の捕集と回収のため,柔軟で,機械的耐久性に富んだエアロゲルブランケットの適用を検討した。現状は主に建築や衣料の断熱に利用されている,市販のCabot Thermal Wrap(TW,ポリエチレン繊維とトリメチルシリル化シリカ複合材料)とAspen Aerogels Spaceloft(SL,ガラス繊維,ポリエチレン繊維,トリメチルシリル化シリカ複合材料)について,IraqおよびBryan Moundの2つの原油で,吸収・回収試験を行った。吸収量は,SLで,それぞれの原油について8.0,6.5g/g,TWで14.0,12.2g/gと,一般に使用されるポリウレタンとポリプロピレン材料よりほぼ2倍多かった。機械的(38N)抽出による回収率は,SLでは,初期44.7%から10サイクル後42.0%,TWでは,55.0%から30.0%であった。10サイクル後の機械的完全性は,SLでは大きく低下したが,TWは強健であった。これら2つのエアロゲルブランケットは,柔軟性と機械的耐久性に優れた油捕集・回収材料として期待できる。

シソーラス用語： シリカヒューム ,  *エアロゲル ,  *毛布 ,  *油漏れ ,  シリル化 ,  ポリエチレン繊維 ,  ガラス繊維 ,  原油 ,  *捕収剤 ,  機械的強度 ,  耐久性 ,  柔軟性 ,  *複合材料 ,  回収率
準シソーラス用語： シリカエアロゲル ,  *ブランケット【繊維製品】 ,  トリメチルシリル化 ,  繊維強化複合材料 ,  吸着量

分類 (3件)： 吸着剤  (YB03000W) ,  その他の諸製品  (YM05080B) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 油 ,  捕集 ,  エアロゲル ,  複合材料