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J-GLOBAL ID：201602215122348397   整理番号：16A0260638

交通事故ゼロを目指して 交通環境の課題と対策 交差点の安全対策としてのラウンドアバウト

Roundabout as a Safety Measure of Intersections

著者 (1件)： 中村英樹 (名古屋大 大学院環境学研究科)
資料名： 自動車技術  (Journal of Society of Automotive Engineers of Japan)
巻： 70  号： 3  ページ： 74-78  発行年： 2016年03月01日 
JST資料番号： F0387A  ISSN： 0385-7298  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ラウンドアバウトを取りあげ,その定義や機能,効果などについて提示した。2013年6月の道路交通法の一部改正において,ラウンドアバウトは環状交差点として規定された。ラウンドアバウトは,円形の平面交差部のうち,環道において車両が時計回りに通行し,かつ進入する車両によりその通行を妨げられない交通が確保できるもの,すなわち環道交通流に優先権あるものを指す。2015年11月末時点で,全国都府県49か所が環状交差点に指定されている。遅れの削減による交差点の円滑性向上,右左折車線が不要などの効果がある。ラウンドアバウトの交通処理能力は信号交差点に比べて低い場合が多いため,交通渋滞対策を目的としてラウンドアバウトの導入を図ることは不適切である。

シソーラス用語： *交差点 ,  交通法規 ,  平面交差 ,  交通流 ,  *安全対策 ,  交通安全 ,  施設 ,  信号交差点 ,  *ラウンドアバウト ,  道路交通法 ,  交通安全対策 ,  交通安全施設
準シソーラス用語： *環状交差点

分類 (2件)： 交通管制・規制  (TB01032S) ,  道路計画・調査,道路の構造  (RC08020X)

タイトルに関連する用語 (6件)： 交通事故 ,  交通環境 ,  対策 ,  交差点 ,  安全対策 ,  ラウンドアバウト