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J-GLOBAL ID:201602215214366588   整理番号:16A0049994

アテローム性動脈硬化症治療のための腸内微生物のトリメチルアミン産生の非致死的阻害

Non-lethal Inhibition of Gut Microbial Trimethylamine Production for the Treatment of Atherosclerosis
著者 (18件):
資料名:
巻: 163  号:ページ: 1585-1595  発行年: 2015年12月17日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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腸内微生物依存性代謝産物であるトリメチルアミン(TMA)N-オキシド(TMAO)は両方ともモデル動物でのアテローム性動脈硬化症を増強し,そして臨床研究における心血管リスクと関係付けられる。本稿で著者らは,食餌誘発性アテローム性動脈硬化におけるTMAO生成の最初の段階である共生微生物のTMA産生の標的化阻害の影響を研究した。コリンの構造的類似物である3,3-ジメチル-1-ブタノール(DMB)が,培養微生物からのTMA生成を非致死的に阻害すること,異なる微生物TMAリアーゼを阻害すること,および生理学的多菌培養(例えば,腸内容物,ヒトの糞便)によるTMA産生を阻害することに加え高コリン食またはL-カルニチン食を与えたマウスでTMAO濃度を低下させること,を示した。DMBは,アポリポ蛋白質e-/-マウスにおいて,血中コレステロール濃度を変えることなく,コリン食増強内因性マクロファージ泡沫細胞形成とアテローム性動脈硬化病変の進展を阻害した。本研究は,特異的にTMAの腸内細菌産生を標的化すること,および総体的な非致死的微生物阻害剤が,心臓代謝疾患治療のための有効な治療アプローチを提供する可能性があることを提示する。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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循環系の基礎医学  ,  微生物生理一般  ,  血管系  ,  脂質の代謝と栄養 
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