敗血症  病態生理学から個別化した患者のケアまで

LASZLO Ildiko; TRASY Domonkos; MOLNAR Zsolt; FAZAKAS Janos

文献

J-GLOBAL ID：201602215224069158 整理番号：16A0185274

敗血症病態生理学から個別化した患者のケアまで

Sepsis: From Pathophysiology to Individualized Patient Care

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資料名：
巻： 2015 ページ： 510436 (WEB ONLY) 発行年： 2015年
JST資料番号： U7019A ISSN： 2314-8861 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：文献レビュー発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

敗血症関連の合併症によって乳癌および結腸癌と合わせたよりも多くの患者が病院で死亡しており,敗血症は主要な医療経済的問題となってきている。敗血症の転帰を改善するための過去数十年間の広範な研究にも関わらず,大規模な多施設研究の結果は全般的に極めて期待外れであった。この失敗はいくつかの要素により説明可能であるが,最も重要な理由の1つは,極めて不均一な患者集団につながる敗血症の不明確な定義であり,主に宿主と免疫応答の不均衡に基づく病態生理学の理解の不足である。しかしながら,この英雄的な研究活動はまだ無駄にはなっていない。ポジティブおよびネガティブな研究の結果を文脈に落とし込むことにより,今や異なる概念で敗血症に取り組むことが可能となり,診断と治療における新しい見方につながると思われる。通常の敗血症の定義に基づく意思決定は,患者の不均質性により,必然的に誤った判断につながるが,新しい概念は,これらの患者の評価および治療を患者の実際のニーズに合わせるための助けになると思われる。本総説は,現状がどうであり,将来がどのようになるかを要約することを目的とした。(翻訳著者抄録)

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感染免疫 , 感染症・寄生虫症の治療

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