文献

J-GLOBAL ID：201602215296815881   整理番号：16A0215558

心拍変動解析に基づく精神疲労を考慮した路面平坦性評価

EVALUATION OF SURFACE UNEVENNESS CONSIDERING MENTAL FATIGUE BASED ON HEART RATE VARIABILITY ANALYSIS

著者 (5件)： 富山和也 (北見工業大学 工学部) ,  川村彰 (北見工業大学 工学部) ,  ROSSI Riccardo ,  GASTALDI Massimiliano ,  MULATTI Claudio
資料名： 土木学会論文集 E1(舗装工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. E1 (Pavement Engineering) (Web))
巻： 71  号： 3  ページ： I.1-I.8 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0106B  ISSN： 2185-6559  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 従来,舗装路面の機能評価は,車両走行時の快適性および安全性に立脚したものが主であり,潜在的な精神疲労に及ぼす影響は不明であった.そこで,本研究では,ドライビングシミュレータを用いた走行試験を実施し,生体脈波計測に基づく心拍変動解析により,「受動疲労」と定義した,路面性状由来の精神疲労を考慮した平坦性評価について検討した.その結果,心拍変動の高周波成分(HF)および低周波・高周波成分比(LF/HF)に着目し,国際ラフネス指数(IRI)との関係をモデル化することで,車両走行時の時間変化に依存した,受動疲労に基づく平坦性評価が可能であることを示した.また,幹線道路における,受動疲労を考慮したIRIの許容水準について検討したところ,5.2mm/mが目安となることがわかった.(著者抄録)

シソーラス用語： 周波数解析 ,  心拍 ,  生体疲労 ,  精神症状 ,  *路面 ,  舗装 ,  *平坦性 ,  道路交通 ,  人間行動 ,  *歩行者交通 ,  指数
準シソーラス用語： 運転行動 ,  心拍変動解析 ,  *精神疲労 ,  *舗装路面 ,  国際ラフネス指数

分類 (1件)： 舗装一般  (RC04010K)

タイトルに関連する用語 (5件)： 心拍変動解析 ,  精神疲労 ,  路面 ,  平坦性 ,  評価