文献
J-GLOBAL ID:201602215484991158   整理番号:16A0241751

2013年,韓国におけるヒトノロウイルスの分子疫学

Molecular Epidemiology of Human Norovirus in Korea in 2013
著者 (5件):
資料名:
巻: 2015  号: Virology  ページ: 468304 (WEB ONLY)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ノロウイルスは急性胃腸炎の主な原因であり,ノロウイルスの分子疫学は,時間的・地理学的な変動があること,2~3年ごとにGII.4遺伝子型の新たなバリアントが生じて,それが急性胃腸炎の世界的蔓延を引き起こしていることを示している。本研究では,2013年の韓国における急性胃腸炎患者から分離したヒトノロウイルス株のGIならびにGII遺伝子型を調べた。そのために,2013年1月から12月にかけて採取した2980の糞便試料について,ノロウイルス抗原テストを実施した。ノロウイルス抗原陽性の糞便試料からRNAを抽出し,ノロウイルスのカプシド(VP1)ならびにポリメラーゼ(RdRp)遺伝子をRT-PCRと配列決定により解析した。遺伝子タイピングを行った230のウイルス株のうち,最も頻度が高かったカプシド遺伝子型はGII.4(77.3%),次いでGII.3が6.1%,GII.13が3.9%であった。一方,ポリメラーゼ/カプシド遺伝子型で最も高頻度となったのはノロウイルスGII.4バリアント,GII.Pe/GII.4 Sydney2012の65.7%,次いでGII.P17/GII.17とGII.P21/GII.3がそれぞれ2.1%であった。GII.Pe/GII.4 Sydney2012の分子系統,類似性とカプシドエピトープ解析を行った。これらの知見から,GII.Pe/GII.4 Sydney2012が韓国2013年におけるノロウイルス関連胃腸炎の主な原因であると結論した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
疫学  ,  感染症・寄生虫症一般  ,  ウイルス感染の生理と病原性 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る