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J-GLOBAL ID：201602215565273357   整理番号：16A0160494

配向CO_2分子から波長垂直高調波効率【Powered by NICT】

Wavelength-dependent perpendicular-harmonics efficiency from oriented CO_2 molecule

著者 (3件)： Li Yanpeng (Coll. of Physics and Information Technol., Shaanxi Normal Univ., Xi’an) ,  Yu Shujuan (Coll. of Physics and Information Engineering, Hebei Normal Univ., Shijiazhuang) ,  Chen Yanjun (Coll. of Physics and Information Technol., Shaanxi Normal Univ., Xi’an)
資料名： Wuli Xuebao  (Wuli Xuebao)
巻： 64  号： 18  ページ： 183102-1-183102-8  発行年： 2015年 
JST資料番号： B0628A  ISSN： 1000-3290  CODEN： WLHPA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 本論文では,異なるレーザ波長と異なる配向角度を有する強レーザ場に曝されたCO_2分子からの高次高調波発生(HHG)の効率を数値的に調べた。並列とレーザ偏光に垂直な方向におけるHHGスペクトルを計算することにより,著者らは,垂直高調波の効率はより高いか,あるいはいくつかの波長の場合に比較的小さい及び中間的な配向角で平行したものに匹敵することができることを示した。より大きい角度で,垂直高調波の効率は一般的に平行なものより低かった。さらなる解析はCO_2分子の構造はHHG効率において重要な役割を果たしており,この役割はレーザ波長に関係していることを示した。特に,著者らは,垂直高調波対並列高調波の相対収率は分子の平行と垂直双極子と密接に関連していることを示した。2中心干渉の効果のために,分子の平行または垂直双極子はいくつかのエネルギー領域におけるいくつかの深い穴,分子配向に依存することを示し,対応する平行と垂直な高調波を行う。並列高調波はいくつかのエネルギー領域における強い干渉効果により抑制されるように,対応するエネルギー領域で干渉の影響を受けないが,垂直高調波の収率は平行のものより高くなる可能性があった。その結果,垂直の場合における統合高調波収率(すなわち,高調波効率)ではより高いことが,特に短いレーザ波長と小さな配向角度を有する症例もできることが判明した。これらの場合,干渉効果は全HHGプラトーにおける並列高調波の抑制を誘導する。したがって干渉効果はこれらの場合に高次高調波発生効率において重要な役割を果たすことを期待している。長いレーザ波長の場合,HHGプラトーは高エネルギー領域に拡張し,統合されたHHG収率への主要な寄与は干渉効果が支配的な領域からの高調波から来ることができる。その結果,干渉効果は,平行および垂直な高調波の高次高調波発生効率の決定において小さな役割を果たし,短波長レーザの場合と比較した。大きな方位角に対して,垂直双極子の値は広いエネルギー領域における平行のものより小さく,従って,垂直高調波が全体的に平行なものよりも弱い。原則として,並列効率は通常は垂直のものよりも高い。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 双極子 ,  *高調波 ,  高エネルギー領域 ,  干渉 ,  レーザ ,  偏光 ,  *分子配向 ,  エネルギー領域 ,  方位角 ,  スペクトル ,  *波長
準シソーラス用語： 干渉効果 ,  高次高調波発生 ,  レーザ場 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 非線形光学  (BD05000T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 配向 ,  分子 ,  波長 ,  垂直 ,  高調波