文献
J-GLOBAL ID:201602215648167215   整理番号:16A1240296

SUMO化修飾はT細胞の免疫シナプス形成とT細胞活性化を制御する。【JST・京大機械翻訳】

TCR-induced sumoylation of the kinase PKC-θcontrols T cell synapse organization and T cell activation
著者 (8件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 315-319  発行年: 2016年 
JST資料番号: W0984A  ISSN: 1000-8217  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Tリンパ細胞は生体適応性免疫システムの核心構成細胞であり、それが仲介する免疫応答は機体が侵入病原体あるいは病変細胞を除去する過程において重要な役割を果たし、不適切なT細胞免疫応答は関連する免疫疾患の発生を招く。そのため、T細胞の活性化は厳密な精密制御を受けなければならない。T細胞は活性化し、T細胞受容体(T CELL RECEPTOR,TCR)に由来し、抗原提示細胞のAPCが提示したMHC抗原ペプチド複合体を認識する。次にTCRシグナル及びその共刺激受容体シグナルに変換し、一連の伝達、増幅及び統合を経て、最終的にT細胞の重要な転写因子NFΚB、AP-1及びNFATを活性化し、T細胞を活性化する。近年の研究により、TCR受容体の近シグナル伝達において、チロシンキナーゼキナーゼ及びと70などが仲介する基質チロシンリン酸化、アダプタータンパク質LAT及びSLP76などが仲介するシグナルタンパク質の間に特異的な結合があることが明らかになっている。T細胞とAPC細胞の受容体とリガンドはT-APCの接触面における再分布によって形成される融合構造ー免疫シナプス(また称超分子活性化クラスター合体 ACTIVATION CLUSTER, SMAC)が仲介する信号隔離と統合である。細胞骨格再構築、小胞輸送及びタンパク質ユビキチン化及びSUMO化修飾などの調節機構は、相互に協調的にTCRシグナルの時空間の伝達拡大と整合を実現する。現在T細胞活性化の分子機構については比較的深い認識があるが、TCRPMHCの結合によるT細胞活性化の詳細な機序はまだ明らかになっていない。免疫シナプスがどのようにTCRシグナルを調節するかについては、免疫シナプスはTCRシグナルを調節する重要なプラットフォームであることが知られている。成熟した免疫シナプス構造はプロテインキナーゼPKC-Θが富化した中央超分子活性化クラスタCSMAC,インテグリンの富化した末梢超分子クラスタークラスタとアクチンの富化した遠端超分子活性化クラスタDSMACを含み,それらはそれぞれ異なるTCRシグナルを調節する機能を果たしている。その構造形成メカニズムはタンパク質の相互作用及びタンパク質の翻訳後修飾、細胞骨格タンパク質の再構築及び小胞輸送などに関与している。しかし、免疫シナプスとTCRシグナル間の相互調節の具体的な機序はまだ多くない。Data from the ScienceChina, LCAS.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
著者キーワード (4件):
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫反応一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る