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J-GLOBAL ID：201602215775241957   整理番号：16A0763917

メラニン形成におけるシグナル伝達経路

Signaling Pathways in Melanogenesis

著者 (4件)： D’MELLO Stacey A. N. (Univ. Auckland, Auckland, NZL) ,  FINLAY Graeme J. (Univ. Auckland, Auckland, NZL) ,  BAGULEY Bruce C. (Univ. Auckland, Auckland, NZL) ,  ASKARIAN-AMIRI Marjan E. (Univ. Auckland, Auckland, NZL)
資料名： International Journal of Molecular Sciences (Web)  (International Journal of Molecular Sciences (Web))
巻： 17  号： 7  ページ： WEB ONLY  発行年： 2016年07月 
JST資料番号： U7038A  ISSN： 1422-0067  CODEN： IJMCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： メラノサイトはヒトの皮膚,毛包,眼,内耳,骨,心臓および脳に見られるメラニン産生細胞である。これらは多能性神経堤細胞から生じ,相互作用する調節経路の複雑なネットワークに応答して分化する。メラニンはメラノサイトによって内因的に合成される色素分子である。皮膚および毛髪におけるメラニンの光吸収は光受容体の遮蔽,温度調節,光保護,カムフラージュおよび表面の発色をもたらす。メラニンは強力なカチオンキレーターでもあり,フリーラジカルシンクとして作用する可能性がある。メラニンの形成はアミノ酸のチロシンおよびその代謝産物,ドーパから始まる複雑な生化学的事象の産物である。メラノサイトが産生するメラニンの種類および量は遺伝的に決定されており,ホルモンの変化,炎症,年齢およびUV光への曝露のような様々な外因性および内因性因子の影響を受ける。これらの刺激はメラニン形成における様々な経路に影響を与える。このレビューでは,メラニン形成に関与する調節機構について考察し,内因性および外因性因子がメラニン産生をどのように調節するかを説明するつもりである。メラニン形成に関与する様々な蛋白質の調節的役割についても説明するつもりである。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *生合成 ,  細胞情報伝達 ,  *メラニン細胞 ,  DNA結合タンパク質 ,  転写因子 ,  モノフェノールモノオキシゲナーゼ ,  キノン ,  ポリエン ,  脂環式化合物 ,  *生物色素 ,  窒素複素環化合物 ,  毛 ,  MSH【ホルモン】 ,  タンパク質キナーゼC ,  HMGタンパク質 ,  紫外線 ,  細胞分化 ,  ケラチン細胞 ,  炎症 ,  色素性母斑
準シソーラス用語： *メラニン形成 ,  MITF ,  チロシナーゼ【EC1.14.18.1】 ,  フェオメラニン ,  オイメラニン ,  毛幹 ,  α-MSH ,  Wntシグナル伝達系 ,  Sox10 ,  Sox9 ,  UV-B ,  Pax3 ,  *メラニン

分類 (1件)： 皮膚の基礎医学  (GF01020Y)

タイトルに関連する用語 (2件)： メラニン形成 ,  シグナル伝達経路