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J-GLOBAL ID:201602215819930515   整理番号:16A0016818

成形および切削工具に対する性能改善のための硬質被膜の前,中間そして後処理

Pre-, intermediate, and post-treatment of hard coatings to improve their performance for forming and cutting tools
著者 (1件):
資料名:
巻: 284  ページ: 384-395  発行年: 2015年12月25日 
JST資料番号: D0205C  ISSN: 0257-8972  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アーク蒸着装置を用いて,単層AlCrSiN皮膜,2層CrSiBN/CrN皮膜および単層TiAlN皮膜を含む3つの皮膜システムを堆積した。皮膜の特性と性能に対する様々な前,中間および後処理の影響を調べた。AlCrSiNおよびTiAlN皮膜のトライボロジー特性を,ボールオンディスク試験を用いて評価した。AlCrSiN皮膜の摩耗挙動は,皮膜グの形態により影響された。対向表面の摩耗体積は皮膜の表面粗さと共に大きくなった。さらに,材料移動および皮膜表面に対する集積は,他の方法により処理したものよりも,研削とショットブラストにより処理した表面に対して高かった。CrSiBN/CrN皮膜のエロージョンおよび腐食特性をそれぞれ溶融アルミニウムおよび硫酸中で評価した。CrSiBN/CrN皮膜の中間処理は,局所的なエロージョンと腐食の形成を避けることにより,そのエロージョンおよび腐食抵抗を改善した。TiAlN皮膜の後処理は対向表面の材料移動量と摩耗体積を低下させた。その一方で,TiAlNコーティングのドリル加工試験は,皮膜の後処理がドリル加工の規則性を改善し,そしてスピンドルトルクを安定化し,それは工具の摩耗と切削性能改善を助けることを明らかにした。これらの結果を基にして,プラズマ窒化を伴うマイクロブラスティング,研磨およびバフ研磨のようなプロセスによる機械的な表面前処理は,皮膜システムのトライボロジー特性と密着性を改善できる。同様に,皮膜表面の中間および後処理は,エロージョンと腐食耐性および切削性能を改善する。結論として,研究した処理プロセスは,成形および切削工具用に可能な候補である優れた性能を持つ皮膜を与える。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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切削一般  ,  機械的性質  ,  金属材料へのセラミック被覆  ,  表面硬化熱処理 
タイトルに関連する用語 (4件):
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