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J-GLOBAL ID：201602215839904340   整理番号：16A0215362

実測データベースに基づく河川堤防の越流決壊・破損条件の検討

STUDY ON CONDITIONS OF LEVEE BREACH DUE TO OVERFLOW EROSION BASED ON DATABASE OF FIELD MEASUREMENT

著者 (4件)： 服部泰士 (東京理科大学大学院 理工学研究科土木工学専攻) ,  二瓶泰雄 (東京理科大学 理工学部土木工学科) ,  大槻順朗 (東京理科大学 理工学部土木工学科) ,  八木澤順治 (埼玉大学 工学部建設工学科)
資料名： 土木学会論文集 B1(水工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B1 (Hydraulic Engineering) (Web))
巻： 71  号： 4  ページ： I.1285-I.1290 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0103B  ISSN： 2185-467X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 堤防の決壊は多くの場合異常洪水の越流により発生する。本研究ではいくつかの水害調査を行って堤防被災状況のデータベースを作成した。そして,これに基づいて既往堤防の越流決壊条件を把握し,堤防の決壊・破壊状況を水理条件との関連性を明らかにし,堤体条件や補強状況の影響を把握した。この結果,越流水深が0.5m以下では堤防は無被害であるがこれを超えると破損が大聞く決壊が多くなること,堤体表面の被覆状況と堤体被災状況との関係性はみられない,ことなどがわかった。

シソーラス用語： *河川堤防 ,  *破壊 ,  *越流 ,  破損 ,  災害調査 ,  水深 ,  被覆 ,  データベース
準シソーラス用語： 越流水深 ,  *決壊

分類 (1件)： 河川工事  (RC12030X)

引用文献 (9件)：

• 1) 土木学会水工学委員会山口・島根水害調査団:平成25年7月28日山口・島根豪雨災害調査報告(速報版),http://committees.jsce.or.jp/report/system/files/201307yamaguchi-shimane.pdf,2013.
• 2) (社)日本河川協会編:改訂新版建設省河川砂防技術基準(案)同解説 設計編[I],pp.3-30,1997.
• 3) 土木学会:水理公式集 [平成11年版],丸善,pp.194-205,1999.
• 4) 吉川勝秀(編著):河川堤防学 新しい河川工学,技報堂出版,pp.1-278,2008.
• 5) 吉川勝秀(著):新河川堤防学 河川堤防システムの整備と管理の実際,技報堂出版,pp.117,2011.

タイトルに関連する用語 (6件)： 実測 ,  データベース ,  河川堤防 ,  越流 ,  決壊 ,  破損