抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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琉球大学情報工学科では,教育情報システムを4年に1度更新しており,昨年10月にシステムの更新が行われた。従来のシステムでは,仮想マシンを用いてWebサービス等を提供していた。新システムでも引き続き仮想マシンを利用するために仮想環境を構築する。従来のシステムでは,仮想化にVMWareを用いていたが,新システムでは導入コストの少ないKVMを利用することとした。ここで,新システムの仮想環境で求められる要件は次の通りである。まず,従来のシステムで運用していたVMWareの仮想マシンをKVMの仮想マシンにコンバートし,次に,物理マシンのメンテナンス等に対応するため,ライブマイグレーションが行えることである。新システムの構築にあたっては,ハードウェアトラブルや仮想システム及びファイルシステムの運用上のトラブルに遭遇したが,教員,学生による構築作業によってそれらを克服し,システムの運用開始に至った。本論文では,仮想環境を中心に,本学科における新システムの構築及び運用管理に関する取り組みを報告する。(著者抄録)